世界限定3台! アーティストとのコラボで生まれたアルピーヌA110は、日本円で1600万円超のスペシャルなモデル

■フェリペ・パントネ氏とコラボしたコレクターズアイテムのアルピーヌA110が登場

2021年5月21日(フランス現地時間)、アルピーヌはF1モナコグランプリにおいて、フェリペ・パントネ氏とコラボレーションしたA110を発表しました。

アルピーヌA110
アルピーヌA110のコラボモデルを手がけたフェリペ・パントネ氏

フェリペ・パントネは、アルゼンチン出身のアーティスト。アルピーヌA110のスタイリングを強調し、スピード感が表現されたというグラフィック塗装もすべて同氏が手作業で仕上げたため、完成まで数週間かかったそうです。

このコラボモデルは「A110S」がベースで、4台が製作されたうち、3台が販売されます。価格は12万5000ユーロ(約1673万円)。

アルピーヌA110
アルピーヌA110のコラボモデル

なお、残念ながら日本での販売は予定されていないよう。アルピーヌとフェリペ・パントネは、4月にスタートしたアルピーヌとアーティストとのコラボによるもので、モナコという格調高いステージで、2度目のコラボを実現。

この新しいコラボは、数週間前に発表された「アルピーヌF1×フェリペ・パントネ」に続くものです。

フェリペ・パントネ氏は、アルピーヌと共にF1を芸術的に解釈し、アルピーヌ専用のアトリエ・ルノーの1階に展示された1/2スケールのモデルに表現しています。同氏は、このプロジェクトに取り組む前に、ブランドやその歴史について長い時間をかけて研究し、アルピーヌA110をドライブすることで、このフレンチスポーツクーペの個性、特性を体感。

アルピーヌA110
スピード感のあるグラフィックが施されている

その結果、モダンでダイナミック、そしてエレガントなA110の解釈が生まれたそう。

A110の形状に沿ったグラフィックラインは、クルマが止まっていてもスピード感を感じさるようにデザインされています。フェリペ・パントネのシグネチャーカラーであるブラックとホワイトが採用されています。

塚田 勝弘

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる