■ノストラダムスの大予言のベースとなった「予言集」が出版される
5月4日は、2007(平成19)年から始まった祝日「みどりの日」です。1989年昭和天皇が崩御され、それまでの天皇誕生日であった4月29日が、昭和天皇が植物の専門家であったことからみどりの日に改称されました。その後、昭和天皇を偲ぶために2007年から4月29日は「昭和の日」に、「みどりの日」は5月4日に変更されたのです。簡単に言えば、5月4日が新しく祝日になったということです。
また日本では「ノストラダムスの大予言」として知られるフランス人占星術師ノストラダムス著の「予言集」が、1555年のこの日に出版されました。「1999年7の月に人類は滅亡する」とのショッキングな予言が話題になりました。1999年は何事もなく無事通過しましたが、今でも核兵器やウィルス、自然災害など人類滅亡のリスクは残っています。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
2017年(平成29)年5月4日、スーパーGTの第2戦「富士GT 500km レース」で、ZENT CERUMOレクサスLC500(立川祐路選手/石浦宏明選手)が富士スピードウェイで優勝。また、GT300クラスもJMS P.MU LMcorsa RCF GT3が優勝し、両クラスともレクサスの車両が頂点に立ちました。
スーパーGTは、全日本GT選手権(JGTC)の国際シリーズ化にともない2005年に誕生したカテゴリーです。レースは、GT500(500PSクラス)とGT300(300PSクラス)のふたつのクラスが混走し、市販車をベースとしながらも大幅に改造された車両を使用します。ワークス勢が挑むGT500クラスのレースマシンは、その改造自由度の高さから「世界で最も速いGTカー」と言われます。
富士スピードウェイは、トヨタ資本のサーキットですが、レクサスのマシンは過去4年にわたり、優勝できていませんでした。レースは、レクサスLC500がライバル日産GT-Rを徐々に引き離し、最終的には参戦した6台がトップ6を独占するという圧倒的な強さをみせました。
現在国内で最も観客を動員するスーパーGTですが、この時の観客数は5万5100人でした。1960~1980年代の日本グランプリやフォーミュラレースには10万人が集まっていましたから、モータースポーツ人気の復活を願いたいですね。
毎日が何かの記念日。それではまた明日!
(Mr.ソラン)