■ワイヤレス「AppleCarPlay」や可変圧縮比エンジンのVCターボエンジンを搭載
2021年4月9日、北米で2022年モデルの新型INFINITI(インフィニティ)「QX55」が発表されました。さらに、3列シートクロスオーバーの新型「QX60」についても2021年末までにラインナップに加わる予定とアナウンスされています。
新型インフィニティ「QX55」クロスオーバーは、今週にもカナダのショールームで展示が開始され、プレミアムブランドとして新世代の到来を告げるモデルになります。さらに、4月から北米のショールームにおいて展示を開始し、ほかの主要市場でも順次展開していく予定としています。
「QX55」のミッションは、力強さと洗練性を兼ね備えたラグジュアリーなブランドを提供するというもので、ドライバーとオーナーとのつながりに新たに焦点を当て、これからも魅力的なモデルを矢継ぎ早に投入すると宣言。
ワイヤレスの「Apple CarPlay」に対応するのをはじめ、20インチホイール、インテリジェント4WD(四輪駆動)など、充実した標準装備を誇り、価格は46,500ドル(約510万円)〜。
販売面では新型「QX55」を予約できるデジタルプログラムが提供されます。INFINITI AmericasのGroup Vice Presidentであるジェフ・ポープ氏は「新型QX55は発表直後から大変好評を博し、わずか数週間で目標を上回る予約を達成するなど、すでに大きな注目を集めています」とコメント。
「QX55」は、革新的なVCターボエンジン(可変圧縮比エンジン)を搭載した、唯一のクーペクロスオーバーSUVです。VC-Turboエンジンは、圧縮比をシームレスに変化させることで、ドライバーの要求に応じて燃費やパワーを向上させることができます。
新型インフィニティQX55のグレード展開は「LUXE」「ESSENTIAL」「SENSORY」の3つが設定され、研ぎ澄まされたスタイル、ドライバーの快適性を最優先したレイアウト、革新的な技術、魅力的なダイナミクスを実現したそう。
なお、昨年、ラグジュアリーなデザインスタディモデルとして先行公開された「QX60 Monograph」は、3列シートクロスオーバーの新型インフィニティ「QX60」として2021年末までにラインナップに加わる予定としています。注目の新モデルの発表など、インフィニティの今後の展開に注目です。
(塚田勝弘)