■JISマークのデザインが変更
今日3月28日は、「シルクロードの日」です。1900(明治33)年のこの日、スウェーデンの探検家のスウェン・ヘディンによって、廃墟になっていたシルクロードの古代都市「楼蘭」が発見されたことに由来します。
また、2005年のこの日、新しいJIS(日本工業規格)マークのデザインが発表されました。JISマークは、製品がJIS規格へ適合した(適切な品質である)ことを示すマークです。1949年から工業標準化法に準じて使用されてきましたが、2004年の工業標準法改正に伴ないデザインも刷新されました。マークが変わっていたこと知ってましたか? 私はまったく気がつきませんでした。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
2012(平成24)年3月28日、スバルの新型車「BRZ」が発売されました。BRZは、トヨタと共同開発したスポーツカー、トヨタ「86」の兄弟車です。BRZのネーミングは、ボクサーエンジンの「B」、リアホイールドライブの「R」、ゼニス(究極)の「Z」の組み合わせで、コンセプトは「新しい次元の運転する愉しさ」です。
スポーツカーらしい典型的なロングノーズの流線型フォルムのボディに、スバル自慢の2L DOHC水平対向(ボクサー)エンジンを搭載。これに、トヨタが開発したガソリン直噴「D-4S」システムを組み合わせ、NA(無過給)ながら200PSを発揮します。トランスミッションは、6速のMTとATを用意。低重心で軽量コンパクトのボクサーエンジンの特性を活かし、さらにFR駆動によって高性能で俊敏な走りを実現しています。
当時としては(現在も)珍しい本格的なライトウェイトスポーツカーですが、スバルの優れたパワートレインとトヨタの総合力が仕上げたモデルだからこそ完成度は高く、当初の受注台数は3500台を超えました。冷え込んでいるスポーツカー市場では、健闘と言えるのではないでしょうか。
毎日が何かの記念日。それではまた明日!