■米国の探査機パイオニア10号に宇宙人へのメッセージプレートを搭載
1670(寛文10)年2月25日、日本の土木史上重要な意味を持つ箱根(深良)用水が完成しました。湖尻峠にトンネルを掘って、芦ノ湖の水を富士山麓の深良村に導く用水で約5年かけて完成させました。
また、1972(昭和47)年のこの日打ち上げられた米国の探査機「パイオニア10号」には、宇宙人へのメッセージを刻んだ金属プレートが積み込まれました。プレートには、男女の人間の姿と地球と太陽の位置情報を示す記号が描かれていました。冗談のような結構真面目な話ですが、今のところ返事はないそうです。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
2019(平成31)年2月25日 、京浜急行バスが3月から運行する燃料電池バス「SORA」を公開しました。SORAは、地球の水の循環を表すSky、Ocean、River、Airの頭文字をつなげたもの、トヨhttps://clicccar.com/tag/mirai/タが2018年から販売を開始した78人乗員の燃料電池(FC)バスです。
すでに市販化されているFCV「MIRAI」の燃料電池システムをベースに、ミライの水素タンクを10本に増量、FCスタックとモーターを2機ずつ搭載。1回の水素の補填で走行できる距離は200kmと短いですが、路線バスは巡回コースで一般に1日で走行する距離は150km程度なので問題ありません。
FCVの最大の特長は、走行時にCO2などの環境負荷物質を排出しない優れた環境性能と、低騒音と低振動で実現される快適な乗る心地です。その他にも、災害時に備えた外部への給電システム、周囲の状況を監視する視界支援システムなど安全装備も充実しています。トヨタは、東京オリパラの移動手段としてFCバスを100台投入して環境対応車としてアピールする予定です。
現在、一般ユーザーを対象にしたFCVでは、水素ステーション不足が普及の大きな障壁となっています。FCバスの場合は、毎日の走行コースと走行距離が決まっており、また定期的な水素の補填ができるので、FCVをアピールするには絶好かもしれませんね。
毎日が何かの記念日。それではまた明日!
(Mr.ソラン)