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■最終の筑波ラウンドで走る姿を見せたエヴァRT初号機スープラ
2020年6月17日に、横浜トヨペット ウェインズ山下公園店にてお披露目されたD1参戦マシン「エヴァRT初号機 GRスープラ」。
当初は2020年11月開催のオートポリス戦に参戦予定でしたが、予定されていたマレーシアのプロドリフトドライバー・ツンクージャンレイ選手がコロナ禍の影響により来日が出来なくなり、オートポリス戦のキャンセルを余儀なくされました。
しかし、今シーズンの最終ラウンドとなる筑波ラウンドで、ドライバーを村上満選手に変更して、エヴァRT初号機スープラの雄姿をファンの方々に魅せる、ということになりました。
エヴァRT初号機スープラは横浜トヨペットが大きくバックアップするマシンで、サーキットでのメンテナンスを行うメカニックも、横浜トヨペットのディーラーメカニックの方々が担当しています。
●第7戦はシンクロ率不足か? 第1コーナーがクリアできない!
1月30日に行われた第7戦。コースを1台ずつ走る単走競技が行われ、上位16台が追走トーナメントに参加できるという競技形態となります。
その単走は2本を走って多い方のポイントを有効とされますが、その2本とも第1コーナーでコースアウトを喫してしまいます。
そのため2本の走行がともに70点台ということとなり、追走トーナメントへの出場は出来なくなってしまいます。
初めての参戦となるエヴァRT初号機 GRスープラ、筑波サーキットとのシンクロ率が不足していたのかもしれません。
●第8戦は第1コーナーをクリア! しかし…
続く1月31日に開催された最終戦となる第8戦。
エヴァRT初号機 GRスープラは、2本の走行で共に第1コーナーをクリア。いよいよシンクロ率を上げてきたか?という印象を与えますが、全体的には今一つの結果となってしまい、追走トーナメントへの進出かなわず。
2020シーズンで筑波ラウンドのみの参戦となってしまったエヴァRT初号機 GRスープラ。このカラーリングでの追走をぜひ見てみたい!と思わせるカッコよさだけは表現できたのではないでしょうか?
2021シーズンの参戦予定は発表されてはいませんが、ぜひとも参戦してほしい!と願って止みません。
(写真・文:松永 和浩)
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