■S2000はパワーアップして復活の噂も!
1月27日は、「国旗制定記念日」です。1870(明治3)年1月27日に太政官布告の「商船規則」で、国旗のデザインや規格が定められました。当時の「日の丸」は、現在の国旗とは微妙に異なっていました。現在の縦横比率2:3、日の丸の直径は縦の長さの3/5、位置は旗の中心と定められたのは、1999年8月の「国旗国歌法」で定められてからです。1999年に微妙に国旗が変わっていたとは、露知らずです。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
2009年の今日、ホンダがオープンスポーツカー「S2000」の生産終了を発表しました。
![1999 S2000](https://clicccar.com/uploads/2021/01/24/am199904_s20001_01001H-20210124100445-e1611552791481-200x124.jpg)
![1999 S2000(2)](https://clicccar.com/uploads/2021/01/24/am199904_s20001_01002H-20210124100926-e1611553471248-200x124.jpg)
![1963 S500](https://clicccar.com/uploads/2021/01/24/1963S500c0308004H-20210124101110-e1611552842807-200x132.jpg)
S2000は、ホンダの50周年記念モデルとして1999年に誕生した本格スポーツカーです。ホンダのスポーツカーを象徴する「Sシリーズ」の歴史は古く、創業者の本田宗一郎のスポーツカーに対する熱い想いが反映されています。
開発の始まりは「S360」と「S500」ですが、S360は販売されることなく幻のモデルとなり、発売されたのは1963年の2シーターオープンカー「S500」でした。その翌年1964年に後継車の「S600」、1966年には「S800」の発売と続きました。そして、S800の生産終了の29年後に誕生したのが、当時「Sシリーズの復活」と話題となったS2000です。
S2000は、大人が楽しめるロングノーズの次世代スポーツカーとして1999年の4月に発売されました。FRの2シーターオープンで、エンジンは2LのVTEC DOHCエンジンを搭載。ホンダのエンジンは、高回転高出力エンジンが特長ですが、このエンジンンも無過給ながら最高回転9000rpmで250PSを発揮。さらに、高い剛性のボディと前後重量配分を50:50にすることで、優れた操縦安定性と走行性能を実現しました。高い評価を受けながらも、発売から10年後の2009年に生産を終了したのでした。
![2020 S2000 20th 記念プロトタイプ](https://clicccar.com/uploads/2021/01/24/hac2020022002_003H-20210124101241-380x253.jpg)
ところが、昨年2020年1月の「東京オートサロン2020」で、ホンダアクセス(純正用品を開発販売する子会社)が、ホンダ「S2000 20th 記念プロトタイプ」モデルを披露しました。以前から復活の噂は流れていましたが、車名は「ZSX」か? 搭載エンジンは「シビックタイプR」の2.0L VTECターボか?などと復活が現実味を帯びてきました。市販化されれば、凄いスポーツカーが復活することになります。楽しみです。
毎日が何かの記念日。それではまた明日!
(Mr.ソラン)