■コンセプトは「Real“K”Car Racing」
新型N-ONEのプレス向け試乗会には、2台の無限用品装着車も展示されていました。展示車両は、両モデルともに「RS」で、1台は「オレンジ&ブラック」、もう1台は「プレミアムイエローⅡ&ブラック」のボディカラーをまとっています。内装色はいずれもブラック×オレンジ。
N-ONEのカスタマイズパーツを手がけた無限は「Real“K”Car Racing」というキャッチコピーを掲げています。
注目のエアロパーツからチェックすると、標準装備バンパー下部に装着するフロントアンダースポイラー(無限ステッカー付)を用意。価格はツヤありブラック塗装仕上げが4万9500円。カラード仕上げ(プラチナホワイト・パール、プレミアムイエローパールII、サンセットオレンジⅡ)も4万9500円。未塗装は4万4000円。
ボディサイド下部に装着するサイドスポイラーは、ツヤありブラック仕上げが6万500円、未塗装は5万5000円。リヤでは、標準装備の大型テールゲートスポイラー上部に装着するガーニーフラップを設定。ツヤありブラック仕上げが2万9700円、未塗装が2万4200円。
足元を引き締めるのは15インチの鍛造アルミホイール「FR8」で、鍛造本来の素材を生かしたシンプルなデザインが特徴です。サイズは15×5 1/2Jインセット45。カラーはグラファイトガンメタリック。専用ホイールナットは別売り。推奨タイヤサイズは165/55R15になります。価格は6万6000円/本。
機能パーツでは、スポーツエキゾーストシステムがリヤビューを引き締めています。優れた排気効率と消音性能を両立し、本体はオールステンレス製で標準のバンパーに装着するリヤアンダーガーニッシュも付属します。
フィニッシャー部はカーボン製、チタン製、ステンレス製が用意されます。価格は、カーボンフィニッシャータイプが14万8500円、チタンフィニッシャータイプが13万7500円、ステンレスフィニッシャータイプが12万6500円、フィニッシャーレスタイプが8万8000円。
ほかにも、2021年1月下旬発売予定のハイパフォーマンスエアフィルターも設定されています。SUPER GTやスーパーフォーミュラ参戦車両に使用されているフィルター素材が使われていて、吸入抵抗はノーマル比で約10%向上し、優れたレスポンスを実現するそう。別売りのフィルターメンテナンスキットを使った洗浄により、繰り返し使用することができます。
インテリアには、スポーツマットを用意。表地に耐久性のあるナイロン素材が使われていて、裏地にはフロアとマットのズレや滑りを防ぐ合成ゴム素材が採用されています。
また、フロントマットには磨耗を抑止するヒールパッドを採用。フロント、リヤ4ヵ所に無限ロゴを刺繍。カラーはブラックを基調とし、レッドステッチを施した「ブラック」とレッドのエッジとヒールパッドが採用され、スポーティイメージを主張する「ブラック×レッド」が設定されています。価格はいずれも2万2000円。
そのほか、スポーツペダルもラインナップ。こちらは、アルミ製ペダルベースにニッケルクロームの発泡金属をストッパー部(ブレーキペダル)に採用、滑りにくい構造になっています。ほかにも、ベンチレーテッドバイザー(1万9800円)、ボディデカールステッカー(1万9800円)なども用意されています。
(塚田 勝弘)