塚本 ナナミ 
■2020年、私のモータースポーツ活動を振り返って…
皆様こんにちは！ レーシングドライバー・塚本奈々美です。2020年も無事、レースシーズンを終えることができました！
6月にはスーパー耐久レースの開幕となったNAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レースに初参戦。悪天候の夜間走行を担当した私にはとても貴重な経験となりました。
ドリフトではMSC（FormulaD Japanのアンダーカテゴリー）に参戦し予選2位、総合3位と、表彰台を獲得と幸先のいいスタートを切りました。
しかし最終戦では、本番直前に強風でフロントガラスが割れるというハプニングに見舞われ、あわやリタイヤという状況に…。
そこに先輩であり「スープラといったらMAX織戸！」の織戸学選手が、スーパーGT参戦の最中になんとフロントガラスを見つけてくれ、チームが夜遅くまで修復に駆け回ってくれました。
D1 lights（D1GPのアンダーカテゴリー）では最終戦の名阪で60台中16枠しかない予選、Best16に残ることができました。
年々このカテゴリーも、D1GPに匹敵するマシンがゴロゴロと参戦するようになった中、Best16に残れたことは私にとって大きな収穫でした。
世界から見ても日本のドリフトレベルは高く、その中でBest16に残り、追走をできるのは私にとっても大きな意味があります。
もちろん課題はまだ山積みです…。
MSCにしてもD1 lightsにしても、追走で勝ち上がっていかなければトップカテゴリーへステップアップできません。再度、課題を見つめ直して来シーズンに挑みたいと思います！
2020年のレースシーズンを締めくくったのは、チームTONE RT4413 #773から参戦をさせて頂いているZ ExpertTrophyです。
いわば日産Zの無差別レースで、初級者でも気軽に出られますが上位陣はJAF戦や全日本でレース経験豊富なドライバーが参戦しています。その中で3大会中2度の優勝、最終戦も優勝でシーズンを締めることができ、良い年が迎えられそうです（笑）。
今回は新しい試みでZのレンタル車両、ガレージ4413の『Rental Racing』でツインリンクもてぎのidlers3時間耐久に参戦。
39,800円〜レーシングカーを借りてレース出来るなんて正直驚きました！
レースの様子は私のYouTubeチャンネル【773TV】で細かく紹介しますので、どうぞお楽しみに♪
●ワクワクを皆さまへ届けます！
2020年はコロナ流行から始まり、世間一般はもちろんスポーツ業界も大打撃を受けました。
そんな中、こうして競技ができたことに心から感謝しています。
2021年以降、世の中の価値観やインターネットの世界がものすごいスピードで変わっていくと思っています。
これからも新しいことにチャンレンジし、皆様にもっとワクワクを届けられるように私も独立し、新しいスタートを切りました！
今後は自身が代表を務める会社でレース活動、メディア出演の管理、運営を行っていきます。お問い合わせや、こんな企画・記事・動画が見たいという皆様の要望はインスタグラムなどから変わらずメールを送ることができます。
皆様ともっとワクワクを！
もっと楽しいカーライフをこれからも目指して頑張ります。
引き続き暖かい応援と、たくさんのご意見をどうぞよろしくお願いします。
最後に…。
大変な1年の中、私のサポートを続けてくださっている企業の皆様、そして何より応援していただいているファンの皆様に、本当に感謝を申し上げます。
（塚本 奈々美）
【関連リンク】
塚本奈々美の773TV
https://www.youtube.com/channel/UCK3HoPqgOS-Y9xchzPEetBw/featured
