アルトやグランエースがデビュー。ボルトのGT-Rも!【今日は何の日?12月16日】

■55年前には名阪国道が暫定開通!

今日は12月16日、「電話創業の日」です。130年前(明治23年)の今日、東京市内と横浜市内に初めて電話が開通したことに由来するそうです。今でこそ電話は日本全国、一瞬で繋がりますが、昔はまず電話局の交換手に電話して、話したい相手と手動で繋いでもらう必要があったんです。自分のスマホがちょっと愛おしくなりますね。

さてクルマの世界では、今日なにが起きていたのでしょうか。

今日はなんの日?12月16日
2009年に登場した7代目スズキ・アルト

まず1965年の今日、奈良県天理市と三重県亀山市を繋ぐ名阪国道が、2車線で暫定開通しています。計画決定から開通まで3年でできたことから当時は「1000日道路」とも呼ばれましたが、現在では混雑を理由に有料化の声も出ていますね。

お次は21世紀に入った2009年。スズキが7代目アルトを発表しました。K6A型エンジンを継承しつつも可変バルブタイミング技術が復活、モデル中期には35km/Lを誇る省燃費モデルも投入されました。

今日はなんの日?12月16日
ゴールドに輝くボルト仕様のGT-R!

それから3年後の2012年には、日産が世界に1台しかないGT-Rのウサイン・ボルト仕様を製作、ジャマイカの子どもたちに向けたチャリティーオークションに出品し、1570万円で落札されました。全身ゴールドのボディが鮮烈でしたね。

ボルト仕様のGT-R
トヨタ・ハイエースは走るリビングルーム!

そして2019年の12月16日、トヨタがフルサイズワゴン「グランエース」を販売開始しました。全長5.3mというボディは3列シート6人が余裕で過ごせる最高の移動空間。自動車ジャーナリストからも「これで送迎されたい!」という声が多く聞かれた1台でした。

毎日がなにかの記念日! それではまた。

(clicccar編集部)

この記事の著者

角田伸幸 近影

角田伸幸

1963年、群馬県のプロレタリアートの家庭に生まれる(笑)。富士重工の新米工員だった父親がスバル360の開発に立ち会っためぐり合わせか、その息子も昭和期によくいた「走っている車の名前が全部言える子供」として育つ。
上京して社会人になるも車以上に情熱を注げる対象が見つけられず、自動車メディアを転々。「ベストカー」「XaCAR」で副編集長を務めたのち、ポリフォニー・デジタルにてPlayStation用ソフトウェア「グランツーリスモ」シリーズのテキストライティングに携わる。すでに老境に至るも新しモノ好きで、CASEやパワートレインの行方に興味津々。日本ディープラーニング協会ジェネラリスト検定取得。大好物は豚ホルモン(ガツとカシラ)。
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