エレガントでスポーティな内・外装が目を惹く個性派SUV「DS 7 CROSSBACK PERFORMANCE Line BlueHDi」が新登場【新車】

■アルカンタラ仕上げの高級感あふれるインテリア

DS オートモビルの最上級SUVである「DS 7 CROSSBACK(DS 7クロスバック)」は、フランス大統領公用車でもあるラグジュアリーSUV。

数ある高級SUVの中でも「DS」らしい個性的な内外装に加えて、ストローク感のある乗り味に、先進のドライバーサポート機能が備わり、ドイツ勢の高級SUV以外の選択肢を考えている人に検討してもらいたい1台になっています。

DS7クロスバック
「DS 7 CROSSBACK PERFORMANCE Line BlueHDi」のエクステリア

そのDS 7 クロスバックに、スポーティなスタイルが特徴の「DS 7 CROSSBACK PERFORMANCE Line BlueHDi(DS 7 クロスバック パフォーマンスライン ブルーHDi)」が2020年11月26日に設定され、同日発売されました。

今回の特別仕様車である「PERFORMANCE Line BlueHDi」は、「フォーミュラE」で2年連続ダブルタイトルを獲得した「DS TECHEETAH Formula E Team」由来のスポーティなイメージが投影されています。

DS7クロスオーバー
グロスブラックと切削加工が施される専用19インチアルミホイール

具体的には、エクステリアにマットブラックのDSウインググリル、リヤガーニッシュ、シャイニーブラックのルーフレールと19インチアルミホイールが用意され、インテリアはダッシュボードやシートにアルカンタラが配されています。

なお、今回の特別仕様車は、2019年4月に発売され、好評のうちに完売したというガソリンエンジン車からディテールが変更され、クリーンディーゼルエンジン仕様になったものになります。

また、「DSアクティブスキャンサスペンション」「DSコネクテッドパイロット」「DSアクティブLEDビジョン」などの先進安全装備、主要装備はDS 7 CROSSBACKの最上級グレードである「Grand Chic」と同等です。

最大の見どころはインテリアで、「DS 7 CROSSBACK」ならではの華やかさを生み出すクロームパーツがあえて配され、ブラックを基調としたインパネになります。

DS7クロスバック
「DS 7 CROSSBACK PERFORMANCE Line BlueHDi」のインテリア

「Grand Chicインスピレーション」では、アートフィニッシュレザー(ムラ染)で覆われたダッシュボードはアルカンタラになり、センターコンソールとドアトリムもアルカンタラで仕立てられています。ほかにも、カルマン(カーマインレッド)とゴールドのステッチが配され、特別仕様車ならではのアクセントになっています。

アルカンタラのテクスチャー、DSならではのオリジナリティ性を感じさせるダイヤモンドパターンのアルカンタラのシートステッチ、スポーティなパーフォレーテッド加工が施されたDシェイプステアリングホイールにより、エレガンスかつスポーティなムードを放っています。

DS7クロスバック
「DS 7 CROSSBACK PERFORMANCE Line BlueHDi」のリヤエンブレムと車名ロゴ

エクステリアのディテールをチェックすると、カタログモデルではクロームになるDSウィング、リヤガーニッシュはマットブラック仕上げになり、フロントグリルはグロスブラックに変更。

足元は、同特別仕様車専用になる19インチホイール(235//50 R19タイヤ)により、精悍さと乗り心地の良さを両立しているそう。この19インチアロイホイールは、グロスブラックと切削加工が施され、センターキャップのカルマンがアクセントになっています。

また、フロントフード、フロントドア、テールゲートには、「PERFORMANCE Lineエクスクルーシブバッジ」が配置されています。

搭載されるエンジンは、先述したようにクリーンターボディーゼルで、排気量は2.0L。組み合わされるトランスミッションは、8速ATの「EAT8」。4.0LのガソリンNAエンジンに相当する最大トルク400Nmを2000rpmという低回転からワイドに発生し、ほぼ常にロックアップを行うEAT8と相まって、アクセル操作に即座に反応するレスポンスの良さも備えています。

「DS 7 CROSSBACK PERFORMANCE Line BlueHDi」の価格は、609万円です。

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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