●高得点を連発した藤野選手が単走優勝!
九州大分はオートポリスで開催されたD1グランプリ第4戦。マシンにもタイヤにも厳しい高負荷・超高速コースで、Team TOYO TIRES DRIFTの藤野秀之選手が単走優勝を果たしました!
単走予選最終Dグループのトップバッターとして登場してきた藤野選手。1本目の走行で愛機180SXは綺麗な弧を描きながらほぼノーミスで99.0をマークし単独首位に立ちます。
そして追走に備えて2本目をパスするかという大方の予想に反し、果敢に2本目にチャレンジ。こちらは97.9と、高得点ながら自己ベスト更新とはなりませんでした。
ですがその後、藤野選手の記録を上回るマシンは現れなかったため、見事単走優勝を勝ち取りました。
この単走ではチームメイトのGR Supra川畑真人選手が3位、そして同じくTOYO TIREを履くFD3S松井有紀夫選手が4位と、TOYO TIRE勢が上位を独占しました。
●同門対決、そして追走トーナメント決勝へ
見事3台が追走トーナメントに進出したTOYO TIRE勢。GR Supra川畑選手は残念ながらベスト8で姿を消してしまいますが、藤野選手と松井選手はベスト4へ進出。そしてここで2人の直接対決が実現します。
セミファイナル1本目。先行の藤野選手は完璧な走りで100点をマーク。そして後追いの松井選手は106点で6ポイントのアドバンテージを得ます。
前後を入れ替えた2本目でも互角の走りを魅せますが、松井選手がわずかにコースアウト。2ポイントのマイナスとなりわずか1ポイント差で藤野選手が決勝に進出します!
決勝では前回大会エビスで週末2連勝を飾ったS15小橋正典選手が藤野選手を僅差でかわしD1GP3連勝。
惜しくも藤野選手は単走追走ダブル優勝とはなりませんでしたが、単走優勝と追走2位。そして松井選手が3位となり、TOYO TIREとしては単走1位と追走2、3位とトリプル表彰台を獲得しました。
翌11月1日には同じくオートポリスでデュアルファイナルズとなる第5戦が開催されます。
ノーミスで100点連発の藤野選手、4ローターのニューマシンが実力を発揮し始めた松井選手、そして追走常連の川畑選手や松山選手のGR Supraなど、実力十分のTOYO TIRE勢の活躍に期待しましょう!
(H@ty)