オートポリスでドリフトを見よう! 第4戦・第5戦は観客制限なしで開催【D1GP】

■イベント自粛気分を(8割がた)吹っ飛ばせ!

新型コロナウイルスの影響で、開幕戦は無観客開催、第2戦・第3戦は人数を制限した有観客開催となった2020シーズンのD1GPですが、10月31日、11月1日に大分県・オートポリスで行われる第4戦・第5戦デュアルファイナルズは、人数制限なしの有観客開催となります! パチパチパチ。

オートポリス開会式
オートポリスはシリーズの中でももっとも大きい会場で、ゆったり観戦できます。

オートポリスの競技区間はストレートからファイナルコーナーまで(通常とは逆走)。ここのファイナルコーナースタンドは巨大で、D1GPの過去の実績からいって、政府が発表しているイベント人数制限を超えるほどの入場者数になることはまず考えられないことからの措置であります。

いろいろな制約は設けつつピットウォークも復活。よりコースに近い場所でド迫力のドリフトが見られる激感エリアも設定されます(いずれも数量限定で入場チケットとは別のチケットが必要)。また、イベント的にも飲食ブースが出店されたり、ドラッグマシンのデモランが準備されているなど、盛りだくさん。

ひさしぶりに自粛気分を8割がた忘れて(マスクやソーシャルディスタンスは忘れないように!)モータースポーツイベントを楽しめそうです。

小橋の走り
第2戦と第3戦では小橋選手が異次元の強さを見せました。

さて、競技のほうですが、現在まだシリーズ前半戦ということで、タイトル争いは上位5人が10pts差以内にいるという状態。いつ誰がトップに立ってもおかしくありません。

第2戦・第3戦LINGLONG TIRE DRIFT Team ORANGEの小橋選手が圧巻の走りで連勝しましたが、その好調さがここオートポリスでも続くのか? また、高速域では特にエンジンパワーがものをいうので、V8ターボの川畑選手や、GT-Rのエンジンを積んだ植尾選手が有利かもしれません。

そして、やはり地元九州での開催ということで、末永兄弟、植尾選手の活躍が期待されます。いっぽう単走では、昨年齋藤選手がひとりだけ奥まで突っ込んで一気に角度をつける別格の走りをして単走優勝しましたが、今年も頭ひとつ抜けているのか、注目したいところです。

齋藤選手と北岡選手の対戦
昨年のオートポリス大会では、超高速域で激闘が繰り広げられました。

オートポリスは天気がよければ非常に風光明媚で、気持ちよくモータースポーツ観戦ができます。お近くのかたはぜひ生観戦してください。また観客席が広大なので、奥のほうのエリアから観戦すると、遠くはなりますが加速区間から全体の雰囲気がよく見えます。

逆に手前のエリアから観戦すると、ライン等はわかりづらくなりますが、超高速ドリフトのスピード感が楽しめます。ぜひいろいろ移動しながら観戦してみてください。

オートポリス審査コーナー
いろいろな場所に移動して観戦できるのもオートポリスの楽しさです。

遠くてオートポリスまで行けないかたは、YouTubeで競技の模様が生配信されます。D1GP MOVIE CHANNNELからどうぞ。

(まめ蔵)

【関連リンク】

チケットインフォメーションやタイムスケジュールなど、D1GPの詳しい情報は、D1GP公式サイトで
http://www.d1gp.co.jp

この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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