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●岡山国際サーキットでのビッグレースを観に行こう!
いよいよ9月も最終週となり、例年ではチャンピオンシップも大詰めを迎える季節ですが、今シーズンは新型コロナウイルス感染症の影響で開幕が遅れ、無観客開催として7月に開幕したスーパーGTが日程の半分を先日消化しました。そのスーパーGTは今シーズン、富士スピードウェイと鈴鹿サーキット、ツインリンクもてぎの3コースのみでの開催が決定しており、残念ながらそのほかの地方サーキットでの開催は見送られました。
そんな中、日本一速い男を決める戦いと言っても過言ではない全日本スーパーフォーミュラ選手権の第2戦が、岡山国際サーキットで開催されます。
8月に今シーズン初めて観客をサーキットにお迎えして開幕を迎えたスーパーフォーミュラですが、こうして岡山で開催されるのを待ちに待っていたモータースポーツファンの方も少なくないはず。
もちろん今大会も、政府のイベント開催制限の範囲内ではありますが、サーキットでの観戦が可能となっていますので、例年はスーパーGTを観戦しに岡山まで来られている方々も、ぜひ今年はスーパーフォーミュラを観に、秋の気配漂う岡山国際サーキットにご来場してみてはいかがでしょう。
●伝説のアイルトン・セナに迫れるか?!
岡山国際サーキットでのフォーミュラカーレースと言えば、なんと言っても1994年と1995年に開催されたF1パシフィックグランプリを抜きには語れません。1994年にレース中の事故で亡くなった伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナの日本での最後のレースの舞台となったのも、ここ岡山国際サーキット(当時の名称はTIサーキット英田)です。そしてその1994年の予選でセナが記録したタイム1’10.218は未だ破られていない4輪でのコースレコードとして今も残っています。
昨シーズン全6サーキット中、雨の予選となったオートポリスと富士を除くと4サーキットの中で、スポーツランドSUGOとツインリンクもてぎの2戦でコースレコードを更新したSF19は走行データも導入初年度より増え、予選が行われる日曜午前のコンディション次第では、スーパーフォーミュラのコースレコード1’12.429(2015年)更新はもとより、アイルトン・セナの記録に限りなく近いタイムが期待できるのではないかと、岡山でのスーパーフォーミュラの最大の見所になるのではないでしょうか。
●名取鉄平選手もSFLに出場
そして今大会もサポートレースとして、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(SFL)やTCRJをはじめ、N-ONE OWNER’S CUP(NOC)やロードスター・パーティーレースなど、フォーミュラとハコ車のレースがめいいっぱい楽しめる2日間となっています。
特にclicccarイチオシなのは、名取鉄平選手も年間エントリーしているSFL。今大会は26日土曜日に予選と決勝1が、そして27日日曜日午前中に決勝2が行われる予定となっています。
今週末は岡山国際サーキットで、モータースポーツを満喫しちゃいましょう!
(H@ty)
【関連リンク】
SUPER FORMULA in Okayama 特設サイト
http://okayama-international-circuit.jp/special/sf-2020/