■カングーらしい道具感を強く醸し出す限定車
輸入MPVの中で圧倒的な存在感を放つルノー カングー。2020年はコロナ禍によりオンライン開催になりましたが、カングージャンボリーはフランス本国にもよく知られたイベントにまで成長しています。
熱烈なファンの多いルノー カングー。似たタイプの輸入MPVはほとんどありませんでしたが、シトロエン・ベルランゴ、プジョー・リフターが日本導入されたことにより、ついにライバル出現という状況になっています。
そんな中、ルノー・ジャポンは、グレーのボディカラーにブラックバンパーやスチールホイールにホイールセンターキャップ(ブラック)などが装備された「ルノー カングー アシエ」の限定発売を発表しました。
限定台数は100台で、その内訳は、6AT(6EDC)が60台、 6MTが40台。9月10日(木)から9月13日(日)まで予約の申込みを受付け、申込みが販売台数を上回った場合は抽選販売になります。
本国フランスでは、大半のカングーがプロユース、商用として使われていて、フランスの街並みとカングーは、 切っても切り離せない風景となっており、今回の限定車「ルノー カングー アシエ」は、そんなフランスの街中を駆け回るタフな働くクルマをイメージしています。
エクステリアは、専用色の「グリ アーバン(グレー)」をはじめ、ホイールセンターキャップ(ブラック)、ホイールボルトカバー(ブラック)、ボディ同色フロントグリルブレード、ブラックフロントバンパー、ブラックリヤバンパー、ブラックドアミラーが装備されます。
トランスミッションは、6AT(6EDC)モデルに加え、6MTモデルも用意されています。カングーはMT比率が高いそうなので、MTの設定はファンには朗報でしょう。
価格は、6ATが264万7000円、6MTが254万6000円です。カングーの限定車は数多く、中でも定番の「クルール」はブラックバンパーなどが道具感を強く醸し出していて人気を集めています。
今回の「ルノー カングー アシエ」も人気仕様になりそうです。
(塚田勝弘)