■全長4535×全幅1800mm×全高1430mmの4ドアクーペ
BMWのラインナップは拡充を続けていて、その流れはミドルサイズやコンパクトカーにも及んでいます。
同ブランド初となるプレミアムコンパクトの4ドアクーペの2シリーズ グラン クーペに、省燃費性能と分厚いトルク感が得られるディーゼルエンジン搭載モデル「BMW 218dグラン クーペ」が追加され、2020年8月27日に発売されています。
全長4535×全幅1800mm×全高1430mm(Mスポーツは全長4540mm)というサイズのBMW 2シリーズ グラン クーペは、全幅はかなりワイドではあるものの、機械式駐車場にも入庫できるサイズに収まっています。同時に、クーペらしい滑らかなルーフラインを備えたエクステリアをまとっています。
搭載されるパワーユニットは、新開発を謳う2.0L直列4気筒ディーゼルエンジンで、最高出力150PS(110kW)/4000rpm、最大トルク350Nm/1750rpm-2500rpmという分厚いトルクが特徴。さらに、WLTCモード燃費は17.1km/Lで省燃費性能も自慢です。
●「セーフティー・サポートカー(サポカー)」の補助金対象モデルに
先進安全装備の充実ぶりも目を惹きます。
衝突回避・被害軽減ブレーキなどを含めた運転支援システムである「ドライビングアシスト」を標準装備。日常走行域での急停止や飛び出しなどを瞬時に判断し、警告すると共に、悪天候下でも安定した検知と警告により安全をサポート。
なお、「BMW 218dグラン クーペ」は衝突回避・被害軽減ブレーキの採用により、「セーフティー・サポートカー(サポカー)」として、補助金対象モデルと認定されています。
BMWには、燃費効率に優れるディーゼルエンジンが搭載された同モデルに通常モデルよりも一部装備内容を
変更することで価格が抑えられた「Edition Joy+」がラインアップしています。
価格は「BMW 218dグラン クーペPlay Edition Joy+」が420万円、「BMW 218dグラン クーペM Sport Edition Joy+」が458万円、「BMW 218dグラン クーペPlay」が448万円、「BMW 218dグラン クーペM Sport」が486万円です。
BMWのラインナップの中でも人気のディーゼルエンジンの追加により、日本でも取り回ししやすいサイズの2シリーズ グラン クーペの存在感はより増すはずです。
(塚田勝弘)