■「AMGスタイリングパッケージ」をベースに専用19インチアルミホイールを装着
「CクラスのSUV」を謳うメルセデス・ベンツGLCは全長4670×全幅1890×全高1645mmというボディサイズで、1.9mに迫る全幅への気遣いは要るものの、比較的扱いやすいサイズに収まっています。
さらに、クーペクロスオーバーのGLCクーペも設定され、2つのフォルムから選ぶことができます。2020年8月19日、そのGLC/GLCクーペに2.0Lディーゼルターボを積む特別仕様車の「GLC 220 d 4MATIC Night Edition」「GLC 220 d 4MATIC Coupe Night Edition」が設定されました。
同限定車は「AMGスタイリングパッケージ」をベースに、人気の「オブシディアンブラック」と「ダイヤモンドホワイト」のボディカラーを設定。さらに通常はシルバーになるフロントグリルやフロントスポイラー、ウインドウモール、リヤバンパー、ルーフレールなどがブラック化された専用の「ナイトパッケージ」と「ハイグロスブラックペイント19インチAMG5ツインスポークアルミホイール」がコーディネイトされています。ベース車よりもさらにスポーティなエクステリアが特徴。
また、片側に84個のLEDが配され、マルチパーパスカメラとコントロールユニットが理想的な配光パターンを毎秒100回の頻度で解析することできめ細かく高精度な配光を実現するマルチビームLEDヘッドライトを標準装備。同ヘッドライトは、夜間走行におけるドライバーの負担軽減に寄与するとしています。
一方のインテリアにもカタログモデルには設定されていない、上質感と優れた肌触りを両立する「レザーARTICO」素材が使われているブラックシートを特別装備。インテリアトリムにもブラックアッシュウッドが配されていて、ブラックとシルバーで統一された落ち着いたキャビンが特徴です。
また、GLCにはパノラミックスライディングルーフを、GLCクーペにはガラススライディングルーフが装備され、開放感のあるキャビン、ドライブを享受できます。
「GLC 220 d 4MATIC Night Edition」は「オブシディアンブラック」が130台限定、「ダイヤモンドホワイト(10万8000円の有償色)」が70台限定。
上記装備のほか、Mercedes-Benzロゴ付ブレーキキャリパー&ドリルドベンチレーテッドディスク(フロント)、アダプティブハイビームアシストプラス、LEDコーナリングライト、AGILITY CONTROLサスペンションなどが特別装備されます。価格は794万円。
「GLC 220 d 4MATIC Coupe Night Edition」は「オブシディアンブラック」が65台、「ダイヤモンドホワイト(10万8000)」が35台。
こちらにも上記装備のほかに、Mercedes-Benzロゴ付ブレーキキャリパー&ドリルドベンチレーテッドディスク(フロント)、マルチビームLEDヘッドライト(ウルトラハイビーム付)、アダプティブハイビームアシストプラス、スポーツサスペンションなどを特別装備。価格は826万円です。
(塚田勝弘)