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■カフェでは無人給仕ロボット「プロパイロットウエイター」も活躍
「THE LIFE」も子どもと楽しめるコンテンツ。こちらは、家族や恋人をテーマに、「プロパイロット」をはじめとした先進運転支援技術が可能にする未来を描いた2本のショートムービー。同社が想い描く人と技術の未来を映画で楽しめます。
ショートムービーの中身については、ネタバレになるので詳しくはご紹介しませんが、上映後に映画に関する文庫も希望者にプレゼントされていました。
不思議な体験ができるのが「THE CITY」。年齢や男女を問わず楽しめるゾーンになっています。同社が目指す交通事故のない社会に加えて、クルマに乗っている時も、乗っていない時も、クルマと街がより便利につながる社会などの実現に必要なセンシング技術を、クルマに乗ることなく体感できます。どんな内容かは、体験するまでのお楽しみ。
こちらもぜひ立ち寄って欲しいのが「NISSAN CHAYA CAFE」です。
横浜ビールと共同開発したという「日産オリジナルビール」をはじめ、キリンビールとコラボしたオリジナルビアカクテルなど豊富なドリンク類が楽しめるのをはじめ、神奈川の食材を使ったサラダ、パスタ、サンドイッチ、弁当、スイーツなどこだわりのメニューが揃ったカフェ(テイクアウトドリンクにも対応)になっています。
なお、現金による支払いはできません。クレジットカードを含めた各種キャッシュレス専用サービスです。
さらに、運転支援技術「プロパイロット」を応用した無人給仕ロボット「プロパイロットウエイター」は思わず目が釘付けになります。サンドイッチを頼んだところ、「プロパイロットウエイター」がテーブルまで運んできてくれました。
ただし、ドリンク、お弁当などメニューや混み具合によっては、人間のウエイターさんが運んでくれることもあるようです。
ほかにも、テーブルに置くだけで手持ちのケータイを充電できるワイヤレス充電、そしてパナソニックと共同開発された、お皿のICチップに反応してエネルギー情報がアニメーションでテーブル天板に流れる「インタラクティブテーブル」など、未来のカフェを体感できます。
なお、筆者が訪れた日は、「THE THEATER」、「THE LIFE」、「THE CITY」などで順番待ちの際に、アンケートに応えるとドリンクが1杯プレゼントされていました(いつでも開催されているようではなさそうです)。
同パビリオンでは、カフェの屋根に設置された太陽光パネルで発電された再生可能エネルギーを日産リーフに蓄電し、そのリーフに溜めた電力をこのカフェの一部の電力として使用するなど、日産の最先端技術が使われているほか、4台ある日産アリアのうち1台が「ARIYAライド」として使われていて、先着予約制で助手席・後席に座ることができる(試乗はできません)など、同社の最先端技術が体感できる場になっています。
そのほか、屋外スペースも含めて、日産リーフが2台、e-NV200を使ったアイスクリーム移動販売車のコンセプトカーが1台、先述したフォーミュラEが1台、NISSAN GT-Rが1台、NISSAN GT-R NISMOが1台展示されていました。
「ニッサン パビリオン」は、竹などのグリーンを使ったランドスケープ、開放感のあるカフェなどにより、新たなスポットが誕生している横浜みなとみらい21地区の新たなランドマーク、癒やしのスポットにもなっています。
近くには、横浜アンパンマンこどもミュージアムもあり、土日には子ども連れのファミリーも見られましたから、家族や友人などと訪れてみてはいかがでしょうか。
(文/塚田勝弘 写真/塚田勝弘、日産自動車)
■ニッサン パビリオン
開催期間:2020年8月1日(土)〜10月23日(金)
営業時間 平日:11:00-19:00 休日:10:00-19:00
会場:みなとみらい21中央地区60・61街区
住所:220-0012神奈川県横浜市西区みなとみらい6-2-1
入場料:無料
主催:日産自動車株式会社
機材・技術協力(アイウエオ順):出光興産、NTTドコモ、キリンビール横浜工場、三陽物産、ソニーPCL、Trim「mamaro」、パナソニック株式会社、横浜ビール
協力横浜市、一般社団法人横浜みなとみらい21
企画協力・コーディネーション:TBWA HAKUHODO
施設運営:TOW
【関連リンク】
ニッサン パビリオン ホームページ
www.nissan.co.jp/BRAND/PAVILION/
ニッサンエナジーシェアパーキング予約サイト
https://coubic.com/nissanpavilion/839964#pageContent