6.4L V型8気筒エンジンを積む新型「ラングラー・ルビコン392コンセプト」が米国で発表

ジープ・ラングラーのファンからは、V8のニーズが大きいそうで、新型「ラングラー・ルビコン392コンセプト」は、オンロードでもオフロードでも、意外なほど運転しやすいパフォーマンスと能力を発揮するモデルと位置づけています。サスペンションのアップグレードとして、新しいアルミ製モノチューブフォックスショックが採用され、減衰力と放熱性を向上。2モードエキゾーストは、ボタンを押すだけでパフォーマンスサウンドを変化させます。

ラングラー・ルビコン392コンセプト
ラングラー・ルビコン392コンセプトのリヤビュー。37インチのマッドテレーンタイヤを装着

足まわりでは、Tru-Lok電動フロント、リヤアクスルロッキングディファレンシャル、マッドテレーンタイヤをカスタム17インチビーズロックホイールに装着。極端な横荷重下でタイヤをリムに固定することで、タイヤの空気圧を下げてトラクションを高めることができるそう。

さらに、モパー製のJeep Performance Parts製2インチリフトキットを装着することで、サスペンションをより強固にし、アプローチ、ブレークオーバー、デパーチャーアングルを向上。「ラングラー ルビコン392コンセプト」には、ルビコンロックレール、Warnウィンチ付きスチールバンパー、スチール製ベリーパンが装備され、過酷なオフロード地形をナビゲートするために追加されたものとしています。カスタム17インチのビードロックホイールにより、トラクションが向上。

トランスミッションは、より堅牢な8速ATとフルタイム4×4トランスファーケースが全体的なドライバビリティを向上させ、3.73のギア比を可能にしたとしています。これにより、高速道路の効率性を向上させ、より広い範囲でのオフロード性能を実現しているそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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