ジープ・ラングラーのファンからは、V8のニーズが大きいそうで、新型「ラングラー・ルビコン392コンセプト」は、オンロードでもオフロードでも、意外なほど運転しやすいパフォーマンスと能力を発揮するモデルと位置づけています。サスペンションのアップグレードとして、新しいアルミ製モノチューブフォックスショックが採用され、減衰力と放熱性を向上。2モードエキゾーストは、ボタンを押すだけでパフォーマンスサウンドを変化させます。
足まわりでは、Tru-Lok電動フロント、リヤアクスルロッキングディファレンシャル、マッドテレーンタイヤをカスタム17インチビーズロックホイールに装着。極端な横荷重下でタイヤをリムに固定することで、タイヤの空気圧を下げてトラクションを高めることができるそう。
さらに、モパー製のJeep Performance Parts製2インチリフトキットを装着することで、サスペンションをより強固にし、アプローチ、ブレークオーバー、デパーチャーアングルを向上。「ラングラー ルビコン392コンセプト」には、ルビコンロックレール、Warnウィンチ付きスチールバンパー、スチール製ベリーパンが装備され、過酷なオフロード地形をナビゲートするために追加されたものとしています。カスタム17インチのビードロックホイールにより、トラクションが向上。
トランスミッションは、より堅牢な8速ATとフルタイム4×4トランスファーケースが全体的なドライバビリティを向上させ、3.73のギア比を可能にしたとしています。これにより、高速道路の効率性を向上させ、より広い範囲でのオフロード性能を実現しているそうです。
(塚田勝弘)