日産自動車が1984年から協賛する「第37回 日産 童話と絵本のグランプリ」の創作童話と絵本の募集を開始

■各部門大賞作品は出版物に

自動車メーカーが行う社会貢献活動の中でも、日産自動車が協賛する「日産 童話と絵本のグランプリ」は長い歴史があり、2020年で37回目を迎えます。第37回の応募締め切りは、2020年10月31日(土)となります。

日産自動車 第37回 日産 童話と絵本のグランプリ
日産自動車が協賛する「第37回 日産 童話と絵本のグランプリ」の募集を開始

2020年7月1日、同社は、大阪国際児童文学振興財団が主催する「第37回 日産 童話と絵本のグランプリ」に協賛すると発表しました。同日より創作童話と絵本の募集がスタートしています。創作童話と絵本のコンテストである「日産 童話と絵本のグランプリ」は、1984年に大阪府立国際児童文学館の開館を記念して創設。

子どもの想像力と創造性を育むこと、優れた作品や作家を世に送り出すことを目的としていて、同社ではその趣旨に賛同し、初回より協賛を続けていて、日産ファンの方ならご存じの方も多いはず。

日産 童話と絵本のグランプリ
「第35回 日産 童話と絵本のグランプリ」の対象作品

同グランプリでは、毎年3000編近い応募作品の中から、童話部門、絵本部門の大賞各1編を含む入賞作品計38編が選出されています。また、日産は各部門大賞作品をビーエル出版の協力のもと出版。全国の公立図書館や日産の事業所近隣の幼稚園などに寄贈しているそうです。

日産は、グローバル本社ギャラリーなどで子ども向けの多彩なイベントを行うなど、次代を担う子どもたちへの支援は、社会貢献活動を通じて一貫して取り組んでいるテーマだそう。同社は、子どもの豊かな発想を育てる同グランプリの活動を今年も継続していくとしています。

<第37回 応募要項>

子どもを対象とした創作童話、創作絵本を募集。構成、時代などテーマは自由ですが、未発表の日本語の作品に限ります。

■応募規定(概要)

<童話の部>
400字詰め原稿用紙に縦書きで5~10枚。HB以上の濃い鉛筆か黒いインクを使用する。パソコン使用の場合、縦書きで20字×20行で印字すること。

<絵本の部>
構成は扉1頁と本文11見開き、または15見開き(計23頁または31頁)とし、綴じないこと。画材・技法・大きさ・判型は自由。絵と文の共作でも可。絵、文とも自作未発表の作品に限るとしています。

■応募資格
作品を商業的に出版されたことのないアマチュアの方に限ります。
※不明な場合はホームページの「よくあるご質問」を確認するか、電話での問い合わせにも対応するそう。

■締め切り
2020年10月31日(土) 消印有効

■入賞発表
2021年3月上旬(一財)大阪国際児童文学振興財団および日産自動車(株) ホームページにて発表。

(塚田勝弘)

【関連リンク】

日産自動車(株) 日産 童話と絵本のグランプリ 特設サイト
https://www.nissan-global.com/JP/CITIZENSHIP/FAIRYTALE/

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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