■走りをさらに磨き上げたホンダ・シビック タイプR
2020年6月25日、ホンダはマイナーチェンジ版のシビック タイプRの発売時期を発表しました。
新型コロナウイルスによる生産への影響によるもので、2020年夏の発売予定から遅れることになります。なお、延期された発売日に関しては、決まり次第、改めてアナウンスされるそうです。
マイナーチェンジでは、フロントグリルの開口部を大型化することでエンジンルームの冷却能力の向上、フローティングタイプのブレンボ製2ピースディスクブレーキの搭載、ステアリングにアルカンターラを配することで、グリップ感の向上、新型シフトノブにより高速コーナリング中でも軽快なシフト操作が可能になるとしています。
さらに、アダプティブ・ダンパー・システムの制御見直しにより、旋回性能の向上が図られるほか、ホンダ・センシングの標準装備化。
ボディカラーでは「ポリッシュドメタル・メタリック」「レーシングブルー・パール」が新設定されます。ヒーテッドドアミラー、リヤベンチレーション、ETC2.0車載器、LEDルームランプの採用などにより、利便性、快適性の向上も盛り込まれています。
なお、タイプRのうち、国内200台限定販売となる「Limited Edition」には、初代タイプRを彷彿させる「サンライトイエローⅡ&ブラック」が設定されるほか、BBS製20インチアルミホイール、ミシュラン「パイロット スポーツ Cup2」などのハイグリップタイヤが専用装備されます。
(塚田勝弘)