■空を意味するフランス語から命名された、200台限定の「ルノー トゥインゴ シエル」
RRの小気味よい走りが身上のルノー トゥインゴ。
2019年のマイナーチェンジでとくにアナウンスはされていないものの、以前よりも6速DCTがスムーズになり、また最高出力の向上は2PSのみですが、軽いボディをよりスムーズに走らせることができます。
足の動きもよくなったような印象で、乗り心地も含めた動的質感は、マイナーチェンジ前よりも高まっている印象を受けます。
2020年6月4日、200台限定の「ルノー トゥインゴ シエル」が設定され、同日から発売されています。
「シエル」は「空」を意味するフランス語だそうで、夏の空をイメージしたという特別仕様車。パリの近くにシャルル・ド・ゴール空港が位置しているため、夏のパリの上空は、たくさんの飛行機雲ができるそうです。
同限定車は、パリの抜けるような青い夏空に描かれた飛行機雲をモチーフにした専用トリコロールサイドストライプを、人気ボディカラーの1つ「ブルー ドラジェ」で塗られたボディサイド配しています。
ベース車は「ルノー トゥインゴEDC」で、外観には、専用トリコロールサイドストライプをはじめ、16インチアロイホイール、ボディ同色サイドプロテクションモール(TWINGOロゴ入り)、コーナリングランプ機能付フロントフォグランプ、プライバシーガラスを用意。
さらにインテリアなどには、レザー調×ファブリックコンビシート、前席シートヒーター、サブウーファー、リヤシート下収納ネットが専用装備されていて、充実装備による快適なドライブを演出してくれそう。
「ルノー トゥインゴ シエル」の価格は215万円。なお、ベース車の「ルノー トゥインゴEDC」は、201万5000円ですので13万5000円高となります。それでも専用装備の充実ぶりを考えると、お値打ち度の高い限定車といえそうです。
(塚田勝弘)