■最上位グレードのボディカラーをモノトーン化、2トーンをオプション設定に
2019年11月の発売以来、一気に人気SUVに登りつめたトヨタ・ライズとダイハツ・ロッキー。
販売台数はトヨタ・ライズは、2019年12月が2位、2020年1月〜2月は1位、3月が4位、4月が7位と10位以内の常連になっています。一方のダイハツ・ライズは、販売網の充実度などの差もあってか、30位内の常連になっています。
人気の理由は、日本の狭い道路や駐車場事情でも持て余すことなく取り回しできる5ナンバーサイズ、そして広いキャビンや高い積載性などで、上級グレードには17インチタイヤが用意され、SUVらしい力強いフォルムを備えています。なお、17インチタイヤは「Premium」「G」に標準装備で、「X」「L」は16インチサイズになります。
2020年6月1日にロッキーが早くも一部改良を受けました。最上級グレード「Premium」に、モノトーンのカラーバリエーションが追加されています。
改良前の同グレードで設定可能なカラーバリエーションは、2トーンのみでしたが、Gグレード同様にモノトーンが標準され、2トーン設定はメーカーオプションに変更されました。これにより、幅広い層のユーザーの好みに応えています。
価格はエントリーグレード「L」の2WDが170万5000円、4WDが194万4800円。「X」の2WDが184万8000円、4WDが208万6700円。上級グレード「G」の2WDが200万2000円、4WDが222万4200円。
モノトーンが標準化された「Premium」の2WDが214万5000円、4WDが236万7200円です。今回の一部改良により「Premium」は5万5000円の値下げとなっていて、最上級グレードの値ごろ感が高まっています。
街中からキャンプなどのアウトドアまで、ちょうどいいサイズ感が魅力のロッキー。一部改良の内容は小さな変更に過ぎませんが、販売現場などから上がってきた声も反映されているはずで、人気がより高まるかもしれません。
(塚田勝弘)