世界ラリー選手権の公式ゲーム最新作「WRC9」発表! 9月3日にグローバル発売予定

●待望のラリージャパンも収録!

TOYOTA GAZOO Racingが2017年から参戦している世界ラリー選手権(WRC)。

昨シーズンは、現在同選手権に参戦している韓国・ヒュンダイのエースドライバーであるオット・タナック選手がヤリスWRCにて初のドライバーズチャンピオン獲得。

今年はドライバーを一新。ドライバーズタイトル6連覇という前人未到の記録を持っているセバスチャン・オジェ選手をエースドライバーとして迎え、若手注目株のエルフィン・エバンス(父親が元英国ラリー選手権チャンピオンであるグウィンダフ・エバンス)、カッレ・ロバンペッラ(父親がWRCワークス経験を持つハリ・ロバンペッラ)の3人体制でフル参戦。

さらに『TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジプログラム』に参加している日本人ドライバー・勝田貴元選手がシーズン8戦参戦を予定しています。

開催国にも変化があり、10年ぶりにラリージャパンが復活することとなりました。

そしてそれらを余すことなく再現収録した公式ゲーム『WRC 9』がグローバルで9月3日発売予定とアナウンスされました。

発表時のトレイラーは雰囲気のみの映像でしたが、その後開発ビルドによる実機プレイデモ映像が公開されました。

デモで走っているステージは、こちらも今シーズンカレンダー復活したラリー・ニュージランドのステージになります。

『WRC 9』は

・2020シーズンに開催が予定されている全13戦から名物ステージを含めた400km以上のステージを用意

ラリージャパンをはじめ、ニュージランド、ケニアも追加される

・マシンはWRCクラス全マニュファクチャラー、WRC2、WRC3さらにジュニアWRCの選手を選択可能

・プレイヤーがWRCチャンピオンを目指すキャリアモードも強化、チーム育成など新たなる要素が追加

・ゲームエンジンを見直し、マシン挙動のリアルさをアップデート

が主なポイントとなっています。

2019年ドライバーズチャンピオンであるオット・タナクが所属するヒュンダイのi20WRC

日本のラリーファンとしては、勝田選手になりきってラリージャパンのステージを最速で駆け抜けたいところですよね。

まずは現行機であるPlayStation 4、Xbox One、PC向けに発売され、追ってニンテンドースイッチ版、そして現在開発中である次世代機であるPlayStation 5、Xbox Series X向けが発売予定となっています。

日本版も発売されるのはほぼ間違いないですが、具体的な発売日に関するアナウンスは今後発表されると思われます。

今シーズンは新型コロナウィルスの影響で延期またはキャンセルされてしまったラリーは数多くあるので、この『WRC 9』で自分が応援している選手が表彰台の頂点に立つ姿を自分のドライビングで再現しませんか?

(栗原 淳)