■目指したのは「世界一美しいコンバーチブル」
レクサスは、2019年のロサンゼルスオートショーで初公開された「LC500 コンバーチブル」のティザーサイトをオープンしました。
2020年夏頃を予定とアナウンス済みで、新型コロナウイルスでスケジュール通りになるのかは不明ですが、同サイトのオープンにより間もなく発売されると考えてよさそう。
レクサスLCらしい挑戦的なデザインでありながら、同ブランドの初ソフトトップルーフが採用され、エレガントな佇まいになっています。
ティザーサイトでは、同コンバーチブルの特徴をはじめ、武藤康史チーフデザイナーのインタビューなどが掲載されています。
同氏は、LC500コンバーチブルで「実現したかったことは、クルマと人が一体となり、季節や時の移ろいを五感で味わっていただくこと」と語っています。目指したのは「世界一美しいコンバーチブル」だそうです。
世界一美しいかどうかは、個人の好みにより左右されますが、コンバーチブルでカッコ悪いのでは誰も振り返ってくれないはずで、その意気は当然必要といえるかもしれません。
近年のコンバーチブルで思わず振り返ってしまうエレガントさを醸し出していたのは、アウディA4カブリオレ、アウディA5カブリオレでしょうか。クーペのレクサスLCは、とくにリヤスタイルが印象的なので、コンバーチブル化されたことで、どれだけ「バックシャン」といえるモデルに仕上がっているのか楽しみです。
■多彩なカラーが揃うボディカラー
デザインコンシャスであるコンバーチブルですので、ボディカラーも気になるところ。
設定されるのは、「ホワイトノーヴァガラスフレーク」「ダークグレーマイカ」「ソニックシルバー」「ブラック」「グラファイトブラックガラスフレーク」「ラディアントレッドコントラストレイヤリング」「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング」「ネープルスイエローコントラストレイヤリング」「テレーンカーキマイカメタリック」「ディープブルーマイカ」の全11色です。
先行サイトではブラックルーフとのコントラストもチェックできます。これだけ個性的で多彩なカラーが揃っていますから、選ぶ方もかなり迷いそう。
また、レクサスらしく静粛性の向上も図られているそう。同ティザーサイトでは「エンジンなどのこもり音を低減するために、通常はルーフに取り付けるノイズを把握するシステムをヘッドレストに内蔵した」ことで、心地よいV8エンジンサウンドをオープンエアで楽しめるそうです。
また、ソフトトップの開閉は15秒(オープン15秒、クローズ16秒)というクラストップレベルの速さだけでなく、ゆっくり動き出して最後にゆっくりと終えるという、襖の開け閉めのような日本的な所作を大事にしたそう。
レクサスLC500コンバーチブル気になる方は、必見のティザーサイトになっています。なお、ボディサイズは、全長4760×全幅1920×全高1350mmとアナウンスされています。
(塚田勝弘)
【関連リンク】
レクサスLC500コンバーチブル・ティザーサイト
https://lexus.jp/models/lc/teaser/