スーパーフォーミュラのトップドライバーはeスポーツ「Red bull #BeatThePro 」でも激速!

●「#おうちレーシング」で現役SFドライバーと勝負!

多種多様なアスリートやイベントを強力にサポートしているエナジードリンクメーカーのRed bull。

モータースポーツの世界にも大きな影を落としている新型コロナウィルスによる外出自粛が求められるなかで、人気ゲーム『グランツーリスモSPORT』を使ったオンライン大会を先月末から開催しています。

SUPER GTと肩と並べて国内最高峰であるSUPER FORMULAに出場しているRed bullアスリートのニック・キャシディ選手(2019年スーパーフォーミュラ王者)、ユーリ・ヴィップス選手(Red bull Racing Jr.ドライバー)、平川亮選手(2017年SUPER GT王者)の現役トップドライバーが、同作に収録されているSUPER FORMULA専用マシン「SF19」を鈴鹿サーキットで操り記録したベストタイムを目標に、オンラインランキングトップを目指すタイムアタック大会です。

僕も「#おうちレーシング 」で参加しました。

GTSPORT Redbull #BeatThePro SF TimeAttack
GTSPORT Redbull #BeatThePro SF TimeAttack

シケインからの立ち上がりから右足に集中し、ホームストレートを300km/h前後まで加速し、第1コーナーに勢いよくアプローチしました。もちろんGを感じることはないですが、かなりスリリングです。

S字~ダンロップコーナーは4速固定、現実ではできないレブリミットに当たったままアクセルワークで曲げていきます。

GTSPORT Redbull #BeatThePro SF TimeAttack
GTSPORT Redbull #BeatThePro SF TimeAttack
GTSPORT Redbull #BeatThePro SF TimeAttack
GTSPORT Redbull #BeatThePro SF TimeAttack

この鈴鹿でもっとも高速かつ度胸が試される2つの直角コーナーで構成されるデグナー、1つ目は6速全開でギリギリインカットでクリアしすぐにブレーキングで3速まで落とし2つ目にアプローチします。

次に待ち控えるヘアピンは1速まで減速、クリッピングポイントで2速にシフトアップし、後半のスプーンカーブに向かって加速していきます。

スプーンではアウト・イン・アウトをより意識しながらバックストレート、130Rに向けてフル加速!

GTSPORT Redbull #BeatThePro SF TimeAttack
GTSPORT Redbull #BeatThePro SF TimeAttack

130Rは最短ラインでアクセル全開で駆け抜け、最後の日立オートモティブシケインは上の写真のように大胆にカットし、直線的なラインで立ち上がっていきます。

・SFのリアルプロドライバーと比較

このイベントのメインテーマである現役SFドライバーとのタイムアタック勝負ですが、残念ながら(?)負けてしまいました。

ニック・キャシディ選手のドライビング映像を見返してみるとステアリング、アクセルブレーキすべての操作が自分よりもスムーズで余裕を持っていますね。

バーチャルとはいえ、マシンとコースの熟練度やアスリートとしての反射神経、空間把握能力がものをいうのかもしれません。さらに、このプロを超えるタイムを記録したeRacer達も、レーサーにとって必要な能力を秘めているという証明でもありますね。

自分も時間あれば練習を重ね、プロレーサーやトップeRacerに負けない速さを身につけていきたいです。

(栗原 淳)