MC後の日産・セレナに対応する9V型/8V型カーナビ用の取付キットがパイオニアから発売

■セレナと同じ2トーン塗装により、美しい装着性を実現

以前のカーナビは、ドイツ規格協会によるDIN規格により1DIN、2DINのいずれかに装着するケースが大半でした。

しかし、モジュール化やデザイン性の重視、大画面化などを目的に、車種独自にセンタークラスターを備え、専用スペースにカーナビやディスプレイオーディオを配置する流れが加速しています。

日産 セレナ
マイナーチェンジ後の日産セレナに対応する取付キットをパイオニアが発売

そんな中、パイオニアは日産セレナ向けの9V型、8V型カーナビゲーションシステムの装着が可能になる「セレナ用ラージサイズカーナビゲーション取付キット」の「KLS-N903D」を2020年7月から発売します。

同取付キットの価格は2万5000円(税別)、対象となるセレナは2019年8月に受けたマイナーチェンジ後モデル。

日産 セレナ
純正のようなフィッティングの美しさを実現している

単に9V型/8V型の大画面ナビが装着できるだけでなく、同キットはセレナのコンソールと同じイメージの2トーン塗装が施されています。インパネデザインに違和感をもたらすことなく、ラージサイズのカーナビをキレイに装着できるフィッティングの良さが光ります。

パイオニア カロッツェリア
カロッツェリアの「サイバーナビ」の「AVIC-CQ910-DC」

7月に発売される「KLS-N903D」は取付キットですので、別売のカーナビが必要です。

主な「カロッツェリア」の適合ナビは、9V型カーナビゲーションの「サイバーナビ」が「AVIC-CQ910-DC/CQ910」、同じく9V型の「楽ナビ」が「AVIC-RQ903」。8V型カーナビゲーションの「サイバーナビ」が「AVIC-CL910-DC/CL910」、同じく8V型の「楽ナビ」が「AVIC-RL910/RL710」となっています。

カロッツェリア 楽ナビ
カロッツェリア「楽ナビ」の「AVIC-RQ903」

「カロッツェリア」の大画面ナビにより、地図や各種設定画面の操作、視認性が高まるのはもちろん、動画再生などのエンタメの充実、高音質再生などが実現することで、ドライブがより楽しくなるはず。

また、別売のリヤモニターなどを組み合わせれば、ファミリーでの帰省や旅行もより充実した時間になるでしょう。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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