今年後半に日本発売予定の「アウディ・e-tronスポーツバック」をバーチャルで一足早く体験

■航続距離最大446kmの最新EVにバーチャルで触れて、乗れるチャンス

新型コロナウィルスによりモーターショーが相次いで中止に追い込まれています。

そんな中、フォルクスワーゲンは2020年4月17日まで、オンラインでのバーチャルモーターショーを開催。8代目ゴルフのGTI、GTE、GTDをはじめ、プラグインハイブリッドのトゥアレグR、EVのID.ファミリーなどを披露しました。

アウディ e-tron スポーツバック
アウディe-tronスポーツバックが「バーチャルマーケット 4」に出展

アウディ ジャパンは、VR空間上の世界最大級イベントである第4回「バーチャルマーケット(バーチャルマーケット 4)」に、自動車メーカーとして初出展しています。目玉は2020年後半に日本導入予定のアウディe-tronスポーツバックです。

「バーチャルマーケット」とは、来場者が会場に展示されている3Dアバターや3Dモデルなどを自由に試着したり、鑑賞あるいは購入できたりするVR空間上の展示即売会だそうで、 バーチャルマーケットは開催を通じて「仮想現実空間を発展させ、豊かにする」ことを目指すとしています。

今回の「バーチャルマーケット 4」はバーチャル空間上にある36の会場(ワールド)で、出展者と来場者がさまざまな3Dアイテムや洋服やPC(リアルな)などを売り買いできるイベント。

ほかにも、乗り物に乗ったり映像を見たり、街を散策して来場者間でのコミニュケーションを楽しむことができます。

●アウディe-tronスポーツバックとは?

アウディ ジャパンは、4月29日11:00〜5月10日23:00の日程で「バーチャルマーケット 4」に出展し、アウディが出展する東京をイメージした会場の「パラリアルトーキョー」では、アウディe-tronスポーツバックの3Dモデルを数か所に展示。来場者は同車にタッチすることで、大きなアウディ特設ブースにワープできるそう。

アウディ e-tron スポーツバック
アウディ e-tron スポーツバックに触れたり、試乗したり、アバターの説明員による車両解説を聞いたりできる

来場者はアウディe-tronスポーツバックに触れたり、乗り込んで、試乗したりと、その先進性を実感できるのが特徴。アバターの説明員による車両解説も用意されています。実際のモーターショーでは展示車に乗り込むことができる車両もありますが、試乗できるケースは少ないので、バーチャルならではの特性を活かした展示になっています。

なお、アウディブースに来場してニュースレターに登録すると「Audiオリジナルレーシングスーツ(3Dモデル)」がもらえます。さらに、アンケートに回答すると「AudiオリジナルTシャツ(3Dモデル)」も無料で全員にプレゼントされます。

アウディ e-tron スポーツバック
アウディ e-tron スポーツバックのエクステリア

実車のアウディe-tronスポーツバックは、全長4901×全幅1935×全高1616mm(欧州値)というサイズで、SUVクーペのフォルムが与えられたEV。1充電あたり最大446kmの航続距離を実現し、空力性能が向上したことで、アウディe-tronよりも航続距離は約10km延びるなど、EVとしての性能向上が図られています。

アウディ e-tron スポーツバック
「アウディ e-tron スポーツバック55 クワトロ」は、0-100km/h加速を6.6秒でクリアする

また、最高出力265kW・最大トルク561Nmを発生する2つモーターにより、「55 クワトロ」の0-100km/h加速は6.6秒というEVらしい俊足も兼ね備えたモデル。なお、2020年春時点でのドイツでは2種類の出力バージョンが設定されていて、ベース価格は71,350ユーロとアナウンスされています。

(塚田勝弘)

【関連リンク】

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この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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