■8m×15m程度のドライブスルー型検査所は半日間で設置が完了
TSP太陽は、新型コロナウイルス感染症の検査・外来受付を迅速かつ安全に行う方法として、被検者がクルマに乗ったまま利用することのできる、テント型の「ドライブスルー型PCR検査所」をレンタルにて提供すると発表しました。
日本でも新潟市などの一部で「ドライブスルー型PCR検査」が行われていますが、さらなるPCR検査の拡充が求められています。ドライブスルー型PCR検査は、検査を行う医療現場における感染のリスクを防ぎ、医療従事者や施設利用者の安全を守ると同時に、よりスピーディな検査対応が可能。
TSP太陽のドライブスルー型PCR検査所は、屋外の任意の場所に必要な内部設備をレイアウトしたテントを設置し、その中を通るクルマに乗った被検者を検査する仮設の検査施設。
メリットは、場所を選ばず柔軟に設置が可能で、軽量で持ち運びの容易な仮設テントを使うため、病院内敷地や道路上など、場所を問わずに設置することができます。また、緊急時にも短時間で素早く設置できます。
8m×15m程度のサイズのドライブスルー型検査所であれば、半日間で設置が完了。サイズは幅8mからニーズに合わせて展開可能で、複数のサイズ展開から任意のものを選んで利用できるため、場所や環境を選ばずに設置できます。
レイアウトも敷地状況に合わせて調整可能で、車両検査窓口を増やすことも可能。また、検査位置が屋根下なので雨天時でも使用できます。検査所には屋根が設けられ、被検者はその下を通過する構造であるため、天候に左右されずに使用することができます。
ドライブスルー型の検査所は、過去にサミットにおいて導入されたそう。外国の要人に付随する人は、空港の保安検査所を利用せず、飛行機から直接車両に乗り会場に向かったため、ドライブスルー式の保安検査所が設けられました。新型コロナウイルス検査にテントを用いたドライブスルー型検査所の場合は、ドライブスルー型での検査機能に加えて、診察などの複合的な活用の仕方も可能としています。
(塚田勝弘)
【関連リンク】
TSP太陽株式会社
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