■マットブラックのボンネットデカール、「クォドラドライブⅡ 4×4システム」などを用意
プレミアムSUVのジープ・グランドチェロキーに限定車「トレイルホーク」が設定され、2020年4月18日に発売されます。なお、同日には「コンパス・トレイルホーク」も発売されます(こちらは別記事でご紹介します)。
「グラチェロ」の愛称で親しまれている現行グランドチェロキーは、2011年に日本で発表されていて、現行型は4代目。ダイムラー・クライスラー時代の提携により、3代目Mクラスとプラットフォームなど一部コンポーネントを共有化しています。上質な乗り味が魅力。
限定車の「グランドチェロキー・トレイルホーク」は、全長4835mm×全幅1935mm×全高1805mm。搭載されるエンジンは3.6LのV型6気筒DOHCで、組み合わされるトランスミッションは電子制御式8速AT。駆動方式はAWDです。
同限定車には、機能面では、リヤアクスルに電子制御式LSDが搭載された「クォドラドライブⅡ 4×4システム」が採用されていて、滑りやすい路面でも安定した走行を実現するとしています。また、急勾配の登り坂や下り坂を一定の速度で安定して走行できる「セレクスピードコントロール」を備え、高い走破性を気軽に引き出すことができます。
フロントグリルやドアミラーカバーに「ナチュラルグレー」のアクセントカラーが採用されています。さらに、マットブラックのボンネットデカールやピアノブラックのベルトモール、専用18インチアルミホイールにより、精悍な雰囲気に仕立てられています。
ほかにも、レッドの牽引フックやTrail Ratedバッジ、レッドのアクセントカラーがあしらわれた「ナチラルグレー」のJeepバッジやGrand Cherokeeバッジも配されています。車体を保護するスキッドプレートもあり、本格オフローダーらしいタフなスタイルが完成しています。
一方、インテリアには、レザーとスエードのインサートを組み合わせた「TRAILHAWK」のロゴ入りシートを採用。レッドステッチがあしらわれたインテリアアクセントが、車内を上質な雰囲気で包み込みます。
グランドチェロキー・トレイルホークに設定されるボディカラーは、「グラナイトクリスタルメタリックC/C(限定74台)」「ダイアモンドブラッククリスタルP/C(限定68台)」「ヴェルベットレッドP/C(限定10台)」の3色。「グランドチェロキー・トレイルホーク」は152台限定で、価格は6,740,000円です。
(塚田勝弘)