ポルシェが新型「911 ターボ S」をインターネットでワールドプレミア!

■大きくなった新型「ポルシェ 911 ターボ S」がデビュー!

ポルシェが3月3日、911シリーズの頂点に位置付ける新型「911 ターボ S」をインターネット中継でワールドプレミアしました。同発表はジュネーブモーターショー2020中止を受けたもので、いよいよこうした形式での新車発表がスタートしました。

新型ポルシェ「911 ターボ S」のエクステリア

新型ではボディサイズを拡大。全幅が1,900mm(先代+20mm)に拡幅され、エアロダイナミクスの改善を目的に大型リアウイングを採用するなど、圧倒的な迫力を醸し出しています。

フロントトレッドも42mm、リヤが10mm拡幅され、前後ホイールを初めて異径サイズに変更。フロント20インチ(タイヤサイズ:255/35)、リヤ21インチ(同315/30)を装着します。

車高を10mm低く設定するPASM(ポルシェ アクティブサスペンションマネジメント)スポーツシャシーと、調節可能なフラップを備えるスポーツエグゾーストシステムを装備。

■3.8L水平対向6気筒ツインターボエンジンは650psを発生

最高出力650ps(先代+70ps)、最大トルク800Nm(先代+50Nm)を発生する3.8L水平対向6気筒ツインターボエンジンにターボ専用の8速PDKトランスミッションを組み合わた4WD仕様となっており、0-100km/h加速は2.7秒(先代-0.2秒)、最高速度は330km/hに達します。

また、再設計された空気圧展開式フロントスポイラーと大型リヤウイングにより、ダウンフォースが15%向上しています。

新型ポルシェ「911 ターボ S カブリオレ」のエクステリア

ポルシェでは新型「911 ターボ S」発表に合せて、「911 ターボ S カブリオレ」を発表しており、911シリーズの最上位モデルとしてドライビングダイナミクスを大幅に引き上げた両モデルの国内発売が待たれます。

Avanti Yasunori・画像・動画:Porsche)

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新型ポルシェ911 ターボS
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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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