■世界で1台だけの特別仕様車「マセラティ グラントゥーリズモ グランフィナーレ」を披露
2020年2月18日、マセラティ ジャパンは、陸上競技選手の桐生祥秀さん(日本生命所属)をブランドアンバサダーに起用し、世界でわずか1台となる特別限定車「マセラティ グラントゥーリズモ グランフィナーレ」を発表しました。
戦前のレースシーンは、アルファ ロメオ、フェラーリ、マセラティなどのイタリア勢が強さを発揮していて、マセラティは、創業時より一貫してレーシングスピリットと共に、市販車においても走りへ情熱を注いできました。レース活動では、1926年のタルガフローリオでの勝利、1957年のF1制覇など数々の成功を収めてきた実績があります。
ブランドアンバサダーを務めることになった桐生祥秀選手は、2017年9月の日本学生選手権100m決勝にて、日本選手初の9秒台となる、9秒98の日本新記録を樹立。マセラティ ジャパンは、桐生さんの走りを追求し、あきらめない挑戦により高パフォーマンスを上げている姿と、走りへの情熱と挑戦というマセラティのブランド理念と合致したとしています。桐生選手も長年、マセラティのファンだったそうです。
桐生選手は、マセラティブランドアンバサダーに就任したことについて、「率直にうれしいです。私自身クルマ好きなのでこのような機会をいただけてうれしく思っています」と語り、さらに「世界で活躍されているマセラティとご一緒できて光栄です。私も世界で戦っていきたいです!」と抱負を明かしてくれました。
●「日本とイタリアをつなぐ」意味が込められた紅白カラー
桐生選手のブランドアンバサダー就任を祝って、世界に1台だけの特別限定車両「マセラティ グラントゥーリズモ グランフィナーレ」がお披露目されました。グラントゥーリズモは、2007年の発表以来、マセラティを代表するスポーツカーとして人気を博していましたが、2019年11月に生産が終了しています。同限定車は、販売される世界で最後の1台として生産された特別な車両。「日本とイタリアをつなぐ」という意味が込められた「ビアンコ・フジ」と「ロッソ・イタリアーノ」のバイカラーを纏ったエクステリアカラーは、日本国旗を彷彿とさせるデザインとなっています。
なお、同車両は入札形式によって販売され、売り上げの一部が日本陸上競技連盟に寄付されます。2020年2月22日午前10時より入札を受付開始、入札方法詳細については、マセラティ ウェブサイトで紹介されています。
(塚田勝弘)
【関連リンク】
■マセラティ グラントゥーリズモ グランフィナーレ
https://www.maserati.com/jp/ja/news-event/Maserati-GranTourismo-MC-Gran-Finale-Auction