■タフなカーアクション・シーンに応える新型ランドローバー・ディフェンダー
2020年2月17日、ランドローバーは、新型「DEFENDER(ディフェンダー)」が過酷な路面でのパフォーマンスを披露するTVコマーシャルの動画を公開しました。映像には、新型ディフェンダーが『007』シリーズ最新作の『NO TIME TO DIE』で活躍する制作現場の特別映像が使われていて、同モデルが宙を舞うリハーサル映像も含まれています。
新型ディフェンダーは、沼地や川をトップスピードで進むなど極限のテストを重ね、『NO TIME TO DIE』のカーチェイス・シーンは、スタント・コーディネーターのリー・モリソン氏とオスカー賞受賞の特殊効果・アクションカー担当スーパーバイザー、クリス・コーボールド氏の主導で制作されたそう。
ランドローバーのデザイン・チームは、スペシャル・エフェクト、アクション・ビークル・スーパーバイザーのクリス・コーボールド氏と協力して、『NO TIME TO DIE』で使用するディフェンダーの仕様を決めていったそう。
同作品で登場するディフェンダーの車両は、スロバキアのニトラにあるジャガー・ランドローバーの新しい製造工場で作られた最初の新型モデル「DEFENDER 110 X」サントリーニブラックモデルがベースで、暗い色のキックプレート、20インチのダークフィニッシュホイール、オフロード向けプロフェッショナルタイヤが搭載されています。
なお、ジャガー・ランドローバーは、『007』シリーズ制作においてEON Productionsと長きにわたりパートナーシップを結んでいて、始まりは、1983年の『Octopussy』での「RANGE ROVER CONVERTIBLE」にまで遡ります。
本作ではランドローバーきっての名車が使用されており、新型「DEFENDER」のほかに、「RANGE ROVER SPORT SVR」、「LAND ROVER Series III」、「RANGE ROVER (CLASSIC)」も登場します。
『NO TIME TO DIE』は全世界で公開になり、皮切りとなる英国ではユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナルを通じて2020年4月2日に、米国ではメトロ・ゴールドウィン・メイヤー・スタジオからユナイテッド・アーティスト・リリーシングのバナーとして2020年4月10日が予定されています。なお、日本での公開も同年4月10日のようで、公式サイトで予告編が公開されています。
(塚田勝弘)