WRCスウェーデンラリーは、トヨタが1&3位のW表彰台! あ~楽しかった!!

GAZOO Racing Companyプレジデント 友山茂樹氏も

■例年にない雪無しスウェーデンラリーは、終始トップをキープしたトヨタ・エバンス選手が優勝!

●自分の足にもスパイクタイヤ!?

トヨタのエルフィン・エバンス選手
トヨタのエルフィン・エバンス選手が優勝を飾りました。

スウェーデンからこんにちは! カメラマンの高橋です。

2020年2月16日、WRC第2戦スウェーデンラリーは3日間首位を明け渡すことなく、トヨタのエルフィン・エバンス選手が優勝を飾りました。2位にはヒュンダイのオット・タナック選手、3位にはトヨタのカッレ・ロバンペラ選手と2台のトヨタが表彰台獲得し、勝田貴元選手は9位でラリーを終えました。

表彰式
吹きすさぶ風雨の中で行われた表彰式

そもそも雪の少ないスウェーデンラリーも珍しいのですが、最終日はそれに輪をかけたように雨が降りしきりました。凍った路面に水の膜が張るような状態で路面はツルツル。まともに歩くのも難しいような状態でしたので、現地で購入した、クツに被せるように装着する簡易的なスパイクを使いました。氷の路面にはこれが効果てきめんで、足元ががっちり氷を掴むのがハッキリとわかります。期せずしてスパイクタイヤの有用性も再認識してしまったような気分です。

スパイクを装着しました
スパイクを装着しました

さて、そんな雨中の決戦となったスウェーデンラリーの最終日。初日からトップを快走するトヨタのエルフィン・エバンス選手を追うのは、昨年のシリーズチャンピオン、オット・タナック選手でその差は17.2秒。その後方には何度もチャンピオンを獲得しているチームメイトのセバスチャン・オジェ選手。

最終ステージの距離は21.19km。その差は十分といえるものですが、ワンミスが命取りになる可能性も考えると、2人の王者に追われるエバンス選手の心境はいかに? なんて、見ているこちらのほうもドキドキしてしまいます。

世界最高峰の争いをしている選手に対し失礼ながら、エバンス選手って見た目とかしぐさとかがちょっとおとなしそうに見えるので、ついついいらぬ心配をしてしまいます。

結果は12.7秒差でエバンス選手が逃げ切ります。モンテカルロに続く今季2度目の表彰台は一番高いところとなりました。3位には19歳の超新星カッレ・ロバンペラ選手が食い込みオジェ選手は4位に後退。いや、ホント怖い世界です。

優勝 エルフィン・エバンス選手
優勝 エルフィン・エバンス選手(トヨタ ヤリスWRC)
2位 オット・タナック選手
2位 オット・タナック選手(ヒュンダイi20クーペWRC)
3位 カッレ・ロバンペラ選手
3位 カッレ・ロバンペラ選手(トヨタ ヤリスWRC)
9位 勝田貴元選手
9位 勝田貴元選手(トヨタ ヤリスWRC)

結局、期間中1回も雪の降ることがなかったスウェーデンラリー。大幅な競技短縮などもありましたが、取材ながら大いに楽しんでしまいました。

一面の白銀の世界での世界選手権観戦(いや、取材ですが…)は叶いませんでしたが、それはそれでまたいつか来る大義名分ができたと言うことで。何人もの現地の人に「こんなスウェーデンラリーは珍しいよ、また来年来なきゃね」って暖かいお言葉いただきましたし。

ホント楽しかった5日間でした。ちなみに2020年のWRCは、我が国で開催されるラリージャパンが最終戦です。今度は海外から来るファンやメディアの方々に、日本に来てよかった! また来たいな!って思ってもらえるようなイベントであって欲しいと強く思わされたスウェーデンラリーでした。

GAZOO Racing Companyプレジデント 友山茂樹氏も
スコット・マーティン選手(コ・ドライバー:写真左)とエルフィン・エバンス選手(写真右)と共に優勝を喜ぶGAZOO Racing Companyプレジデント 友山茂樹氏

(レポート&画像:高橋 学)

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