日産・エクストレイルが一部改良で2台前の車両も検知する「前方衝突予測警報」などを搭載【新車】

■上質なタンレザーの「レザーエディション」を新設定

日産自動車が人気SUVのエクストレイルを一部改良し、1月23日から発売すると発表しました。エクストレイルは、悪路走破性の高さに加え、ガソリンエンジンに加えてハイブリッドも設定され、2列/3列シート(ハイブリッドは2列のみ)を選択肢として用意することで、多様なニーズに応えています。

日産自動車 エクストレイル
一部改良を受けた日産エクストレイル

今回の一部改良では、新たにミリ波レーダーが採用されるなど、さらなる先進安全装備の拡充が図られています。前方の状況を監視し、車両や歩行者との衝突回避、衝突による被害軽減を支援する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」は、ミリ波レーダーの搭載により、夜間時での性能が向上するとともに、運転支援技術の「プロパイロット」も性能向上も図られています。

日産自動車 エクストレイル
タンレザーシート仕様を追加

また、前方を走行する2台前の車両を検知し、急な減速などにより自車の回避操作が必要と判断した場合には、警報によりドライバーに注意を促す「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」を新たに全車標準化。さらに、静音タイヤの採用と遮音性を高めたことなどにより静粛性も向上したとしています。

また、新グレードとして、シートなどの内装に上質なレザーが施された「20Xi レザーエディション」「20Xi HYBRID レザーエディション」も設定され、タンレザーならではの高級感のあるインテリアで快適なドライブが享受できます。

価格帯は2.0Lガソリン仕様が2,482,700円〜3,503,500円。2.0Lハイブリッドが2,671,900円〜3,756,500円。

日産自動車 エクストレイル
エクストレイル「AUTECH」

また、オーテックジャパンによる、エクストレイルをベースとしたカスタムカー「AUTECH」「エクストリーマーX」、ライフケアビークル(LV)「助手席スライドアップシート」も同時に一部仕様向上を受けています。

日産自動車 エクストレイル
エクストレイル「エクストリーマーX」

基準車と同様に、更なる先進安全装備の拡充と快適性の向上が図られています。価格帯はエクストレイル AUTECHが3,469,400円〜4,009,500円。エクストリーマーXが3,411,100円〜3,697,100円、「助手席スライドアップシート」が3,279,000円〜3,700,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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