ケンウッドの「彩速ナビ」連携型の前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MN940B」が登場

■前後同時録画で「あおり運転」などに備える

「ケンウッド」ブランドからナビ連携型の前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MN940B」が発売されます。

前方・後方の映像を高画質なフルハイビジョンで同時に録画できる「DRV-MN940B」は、ケンウッドの「彩速ナビ」2020年モデルの全機種と連携可能な「彩速ナビ」専用ドライブレコーダー。ナビ画面を使った快適な操作に加えて、録画中の画面や再生映像をナビの大画面に表示できます。

ケンウッド ドライブレコーダー
ナビ連携型、前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MN940B」

また、カメラ部と録画部をセパレート化したことで、カメラの小型化に加え、前方、後方の映像の録画をSDカード1枚で可能にしています。フロントとリヤカメラ、メインユニット別体構造の採用により、カメラを取り付けるフロントスクリーン、リヤガラスの視界を大きく確保することが可能になっています。

前方の視界をさえぎることなく、すっきりと装着できる小型設計のフロントカメラに偏光フィルターを内蔵。フロントガラスへのダッシュボードなどの映り込みを低減することで、フルハイビジョンならではのクリアな高画質録画を実現するとしています。

ケンウッド ドライブレコーダー
フロントカメラ

■広角レンズと高感度CMOSセンサーを搭載

加えて、露出を変えた複数の撮影画像を合成する「HDR(ハイダイナミックレンジ)機能」をフロントカメラに搭載することで、逆光やトンネルの出入り口など、明暗差が激しい環境時におきやすい「白とび」や「黒つぶれ」を抑え、明瞭な映像を記録できます。

さらに、水平角約124°、垂直約68°の広角レンズと高感度CMOSセンサーが搭載され、広い視野の撮影を実現。また、高感度CMOSセンサーとF2.0レンズの搭載により、高精細で鮮明な映像で撮影できるそう。

ケンウッド ドライブレコーダー
小型化されたフロントカメラ

ナビ画面や専用ビューアーソフトで録画映像を再生する際に、前後シンクロ再生にも対応。さらに、リヤカメラはルームミラーやバックカメラの補助用として、後方視界をナビの大画面で確認することもできます。もちろん前後同時録画に対応し、フロント用、リヤ用のカメラで常時録画、イベント記録、手動録画、駐車録画、静止画記録が可能。また、フルハイビジョン録画(1920×1080)を実現し、走行時の映像を高精細に記録できます。

ケンウッド ドライブレコーダー
リヤカメラも小型設計で視界を妨げない

万一に備えて、「イベント記録」「駐車録画」の際の衝撃検知を可能とする前後、左右、上下の3軸「Gセンサー」をはじめ、事故の衝撃などのアクシデント時に、バックアップ電源でファイルの破損を防ぐ「スーパーキャパシタ」が搭載されています。ほかにも、LED 信号機の無点灯記録防止に対応し、地上デジタル放送電波への干渉を低減するノイズ低減設計もされています。

ケンウッドのナビ連携型、前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MN940B」。価格はオープンで、市場予想価格は税抜きで5万円前後となっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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