意外にも(!?)、バン&SUVタイヤをメインにしたファルケン【東京オートサロン2020】

■バン&SUV用タイヤでもファルケンらしいアクティブさがにじみ出る

モータースポーツイメージが強いブランドであるファルケンのブースに展示されたのは、ハイエースとジープという意外な組み合わせでした。

ファルケン オフロードタイヤラインアップ
タイヤを展示するだけでなく、そのタイヤのトレッドがどのようなデザインなのかをわかりやすく見せる展示が行われていた

ハイエースに装着されたタイヤはW11というモデルで、高荷重に対応するLT規格でありながら、サイドウォールにホワイトレターをあしらったファッショナブルなモデル。

働くクルマをスタイリッシュに仕上げたいユーザーにはぴったりのタイヤとなっています。サイズラインアップは17インチと16インチの215幅、そして15インチの195幅です。

ハイエース&W11タイヤ
ローダウンされ、ラッピングが施されたハイエースにはW11のホワイトレターがよく似合う
W11装着状態
FALKENのロゴと破線のラインの力強さを演出しているW11

ジープに装着されたタイヤはワイルドピークM/T01というクロスカントリーモデル。M/T(マッドティレイン)の名からもわかるように本格的なオフロードでの使用を前提にしていて、高いクロスカントリー性能と耐久性を誇るモデルとなっています。

じつは、ワイルドピークM/T01は日本未発売モデル。でありながら、カタログにもしっかり掲載されています。メーカーでは人気具合を見ながら、販売開始時期をうかがっているようです。

ラングラー M/T01
ラングラーのようなヘビーデューティなモデルにはやはりM/Tタイヤが似合う
ワイルドピークM/T01
たっぷりとした膨らみ感のあるデザインで、オフロード路面とのマッチングは間違いないであろうワイルドピークM/T01
ファルケンブース
ファルケンの世界へいざなうようなデザインのブースデザイン

(文/写真・諸星陽一)

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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