●新体制で念願のスーパーGT初優勝を狙う
千葉県は幕張メッセで開催されている「東京オートサロン2020」。昨年は17年ぶりにスープラが発売されたこともあり、カスタムされた多くのスープラが会場を賑わせていました。
そんな大注目のスープラですが、今シーズンはスーパーGT500クラスに参戦することがすでにアナウンスされ、サーキットやオートサロン会場に展示されている開発車両を見た方も少なくないと思います。
そしてGT300クラスでも、昨年までマークX MC(マザーシャシー)で参戦していた埼玉トヨペットGreen Braveが、今シーズンからこのGRスープラをベースマシンとして新開発したJAF-GTマシンでの参戦を発表しました。
2019シーズンは2度の表彰台を含む3度の入賞を果たし、シリーズランキング9位に入ったチームは今シーズンドライバーラインナップを変更。
第5戦富士でポールポジションを獲得した吉田広樹選手を第1ドライバーとし、第2ドライバーには昨シーズンまでFIA-F4を主戦場としていた川合孝汰(かわあいこうた)選手をルーキードライバーとして抜擢、ドライバーの若返りを図りました。
体制発表では、平沼貴之チーム代表やコンビを組む吉田選手などから「誰?」というツッコミを何度も入れられていた川合選手ですが、その雰囲気はとても明るく、すでにチームの一員として馴染んでいる印象を受けました。
昨シーズンはFIA-F4でシリーズランキング3位となった実力で、2020シーズンのGT300クラスを盛り上げてくれることでしょう!
タイヤは2年目となるブリヂストンですが、マシンがマザーシャシーからJAF-GTに変わった今シーズンはいったいどんな走りを見せてくれるのか、4月の開幕戦が今から楽しみですね!
(H@ty)