新たなJAF-GTマシンが誕生! 埼玉トヨペットGreen BraveがGRスープラでGT300クラスに参戦【東京オートサロン2020】

●新体制で念願のスーパーGT初優勝を狙う

千葉県は幕張メッセで開催されている「東京オートサロン2020」。昨年は17年ぶりにスープラが発売されたこともあり、カスタムされた多くのスープラが会場を賑わせていました。

GRスープラ_TOYOTIRE
オートサロン会場に展示されたGRスープラのD1マシン

そんな大注目のスープラですが、今シーズンはスーパーGT500クラスに参戦することがすでにアナウンスされ、サーキットやオートサロン会場に展示されている開発車両を見た方も少なくないと思います。

GRスープラ_GT500
オートサロン会場に展示されたクラス1規則に準拠したGRスープラGT500

そしてGT300クラスでも、昨年までマークX MC(マザーシャシー)で参戦していた埼玉トヨペットGreen Braveが、今シーズンからこのGRスープラをベースマシンとして新開発したJAF-GTマシンでの参戦を発表しました。

埼玉トヨペットGreen Brave_体制発表
2020年度の新体制を発表する平沼代表
埼玉トヨペットGreen Brave_スープラGT300_02
多くのスポンサーやファンの前でアンベールされたGRスープラGT300

2019シーズンは2度の表彰台を含む3度の入賞を果たし、シリーズランキング9位に入ったチームは今シーズンドライバーラインナップを変更。

第5戦富士でポールポジションを獲得した吉田広樹選手を第1ドライバーとし、第2ドライバーには昨シーズンまでFIA-F4を主戦場としていた川合孝汰(かわあいこうた)選手をルーキードライバーとして抜擢、ドライバーの若返りを図りました。

埼玉トヨペットGreen Brave_川合選手
服部尚貴選手からもツッコミを入れられる川合選手

体制発表では、平沼貴之チーム代表やコンビを組む吉田選手などから「誰?」というツッコミを何度も入れられていた川合選手ですが、その雰囲気はとても明るく、すでにチームの一員として馴染んでいる印象を受けました。

昨シーズンはFIA-F4でシリーズランキング3位となった実力で、2020シーズンのGT300クラスを盛り上げてくれることでしょう!

埼玉トヨペットGreen Brave_スープラGT300_03
タイヤは今シーズンもブリヂストンを継続

タイヤは2年目となるブリヂストンですが、マシンがマザーシャシーからJAF-GTに変わった今シーズンはいったいどんな走りを見せてくれるのか、4月の開幕戦が今から楽しみですね!

(H@ty)