●ドライカーボンを使った本気のカスタムと、往年のスタイルを完全再現したモデルを披露
カスタム界の風雲児・加藤渉社長率いるリバティウォークが、今年も東京オートサロンでド派手なカスタムカーを発表した。
リバティウォークはハイエンドカーをベースにBOSOZOKU Styleのド派手なカスタムを施し、海外でも注目されているブランド。車両のみならず加藤社長の破天荒な生き方にもファンが多く、今年のオートサロンでもイベント開始1時間前から多くのファンが集まっていた。
イベントが開始されると特別ゲストが呼び込まれた。どこかで見たような作業服に身を包んだゲストの正体は加藤社長。
まず2台のベールが剥がされ、そこから現れたのはR35GT-Rとフェラーリ488のワークススタイル。これまではFRPとウエットカーボンで製作されていたが、今回はヨーロッパの一流メーカーに対抗するべく、ドライカーボンで製作した。ドライカーボンならではの質感は存在感抜群だ。
中央の車両のベールが剥がされると、そこから現れたのは巨大なブリスターフェンダーとフロントスポイラーを装着した赤黒ツートーンのR34スカイラインGT-R。80年代に活躍したR30スーパーフォーミュラをモチーフに、R34GT-Rをシルエットフォーミュラ風に仕上げている。
この車両がすごいのはこのスタイルだけでなく、エンジンは往年の名機L型6気筒に換装されていること。L28を3ℓまでボアアップし、当時の街道レーサーさながらのサウンドを奏でる。今年も「やりすぎ」なスタイルは健在だ。