リバティウォークが今年も「やりすぎ」カスタムカーを披露【東京オートサロン2020】

●ドライカーボンを使った本気のカスタムと、往年のスタイルを完全再現したモデルを披露

カスタム界の風雲児・加藤渉社長率いるリバティウォークが、今年も東京オートサロンでド派手なカスタムカーを発表した。

リバティウォークはハイエンドカーをベースにBOSOZOKU Styleのド派手なカスタムを施し、海外でも注目されているブランド。車両のみならず加藤社長の破天荒な生き方にもファンが多く、今年のオートサロンでもイベント開始1時間前から多くのファンが集まっていた。

ベールにもBOSOZOKU Styleのド派手なカスタムの余韻が

イベントが開始されると特別ゲストが呼び込まれた。どこかで見たような作業服に身を包んだゲストの正体は加藤社長。

時流に乗った(!?)社長のコスチューム

まず2台のベールが剥がされ、そこから現れたのはR35GT-Rとフェラーリ488のワークススタイル。これまではFRPとウエットカーボンで製作されていたが、今回はヨーロッパの一流メーカーに対抗するべく、ドライカーボンで製作した。ドライカーボンならではの質感は存在感抜群だ。

ドライカーボンで武装したR35GT-R
まるでレース車輌のようなフェラーリ488

中央の車両のベールが剥がされると、そこから現れたのは巨大なブリスターフェンダーとフロントスポイラーを装着した赤黒ツートーンのR34スカイラインGT-R。80年代に活躍したR30スーパーフォーミュラをモチーフに、R34GT-Rをシルエットフォーミュラ風に仕上げている。

80年代に活躍したR30スーパーフォーミュラがモチーフのR34

この車両がすごいのはこのスタイルだけでなく、エンジンは往年の名機L型6気筒に換装されていること。L28を3ℓまでボアアップし、当時の街道レーサーさながらのサウンドを奏でる。今年も「やりすぎ」なスタイルは健在だ。

毎年物議を醸す「やりすぎ」カスタム。昨年はシャコタン・ミウラで注目された。(実はフォードGTがベース)