■コルベット初のミッドシップマシン!
この日を待ち望んでいた人も多いのではないでしょうか。昨年7月にアメリカで公開された8代目コルベットが、1月10日、オートサロン会場で日本デビューを飾ったのです。
8代目最大のトピックは、コルベット史上初めてミッドシップレイアウトを採用したこと。ヴェールを脱いだ外観からは、7代目が採用したステルス戦闘機のようなデザイン言語を継承しつつ、キャビンフォワードなミッドシッププロポーションがはっきり分かります。
ステージに立ったGMジャパン代表取締役社長の若松格氏によれば、日本仕様の予定価格はクーペ2LTが11,800,000円、3LTが14,000,000円(ともに税込)。ただしこれは予価であり、正確な価格は7月に確定するとのこと。デリバリーは翌2021年春からですが、この日(1月10日)午後2時から予約を受け付けることも発表されました。納車までおよそ1年という長い待ち時間が発生しますが、プレオーダーされた方にはシボレーがサーキットイベントや海外ツアーなどを提案し、ワクワク感が持続するような配慮がなされるようです。
ちなみに日本仕様は右ハンドルになるとのこと。エンジンはZ51パフォーマンス・パッケージが標準装備となり、6.2リッターV8エンジンのスペックは最高出力495hp、最大トルク637Nmとなりそうです。予約番号順に生産に着手するといいますから、初モノ好きな方は早速予約しましょう!
(文と写真:角田伸幸)