ストリートの主役を目指した「ハスラー・ストリートベース」など3台の参考出品を出展【東京オートサロン2020】

■スイフトスポーツはスズキの名車「KATANA」と共演

東京オートサロン2020・スズキ ブースのステージを飾るのは、「ハスラー・ストリートベース」「ジムニーシエラ・マリンスタイル」「スイフトスポーツ・カタナエディション」の3台の参考出品車です。

キャンプなどのアウトドアに似合うハスラーは、2代目にスイッチしてよりアウトドアテイストを強めています。「ハスラー・ストリートベース」は、その名のとおりストリート(街)の主役になるべく開発されたモデル。

スズキ 東京オートサロン2020
スズキ・ブース

展示車の隣には、BMXやスケートボードが置かれていて、ダンスなどストリートスポーツを楽しむ若者の遊びの基地(ベース)となるイメージが表現されています。

マットカラーが目を惹くエクステリアは、コンテナをイメージしたそうで、派手ではなくても存在感は抜群です。内装も専用デザインが施されていて、専用シートをはじめ、新型ハスラーの特徴的なインパネは、スピーカーとイルミネーションによりライブ会場のような音楽と光の世界を表しているそうです。

スズキ 東京オートサロン2020
「ハスラー・ストリートベース」の外観
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「ハスラー・ストリートベース」のインパネ

●大人のマリンスタイルを表現した「ジムニーシエラ」

「ジムニーシエラ・マリンスタイル」は、横に小型艇(S17/THE ULTIMATE OUTBOARD MOTOR)が並べられています。ブルーとブラックを基調とした「ジムニーシエラ・マリンスタイル」は、大人のマリンレジャーをイメージしたコンパクトカー。

スズキ 東京オートサロン2020
「ジムニーシエラ・マリンスタイル」の外観

ハイルーフ化されたルーフ両隣には、釣り竿が収納可能なロッドケースが用意され、リヤゲート外側にも小物入れを配置。インテリアも凝っていて、ウェットスーツの素材が採用されているほか、シートバックには、小物入れが配置されています。

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「ジムニーシエラ・マリンスタイル」のラゲッジ

シルバーをベースに赤のデカールが目を惹く「スイフトスポーツ・カタナエディション」は、KATANAの疾走感・造形美にインスピレーションを受けてデザインされたコンセプト。

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「スイフトスポーツ・カタナエディション」とKATANA

赤のアクセントカラーが際立つアルミホイール、ロアガーニッシュのほか、インテリアには、熱を帯びたマフラーを彷彿させるグラデーションチタンが加飾されていて、レーシーなムードが演出されています。

そのほか、ハスラー、スイフトスポーツ、ジムニーなどの市販車をベースにカスタマイズモデルの展示、東京オートサロン限定グッズ(アパレルやミニカーなど)の販売、スイフトスポーツのエキサイティングな走りを疑似体験できるVRシミュレーターも用意されています。

(文/写真 塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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