1月9日、東京オートサロン2020の株式会社トヨタカスタマイジング&ディペロップメントブースで「HILUX GRG Concept」が発表されました。
力強くカスタマイズされたHILUX GRG Concept。Black Rally EdithonをベースにHILUX GRG Concept専用パーツを追加したモデルとなっています。
フロントバンパーで目を引くのは専用のフォグランプベゼル。赤のラインがカッコいい!
サイドビューで目立つのはかなり大型なサイドステップ。かなりのヘビーデューティーぶりを発揮しています。そんな大型サイドステップとともに専用のデカールで全体を引き締めていきます。
荷台には極太のデッキバー!これがあるだけでピックアップのボディーラインがかなりスポーティーなものに見えるから不思議です。
テールゲートには専用エンブレムとGRのデカールが入ります。
また専用エンブレムは艶消しのシルバー。
室内に目を移せばGR専用のスタートボタンが備わります。
スマートキーもGRの専用品となっています。
ここまでガッツリとカスタマイズされたHILUX GRG Concept、実は販売店が独自で企画したモデル。当初トヨタ本社がイベント展示用にアルゼンチンから持ち込んだカスタマイズされたHILUXがっカッコいいということでトヨタモビリティ東京や群馬トヨタが共同で企画を立ち上げ、その他のトヨタ店系列のGRガレージを巻き込んで発売にこぎつけたというものです。
企画立ち上げメンバーのお一人であるトヨタモビリティ東京の塚越氏にお話をうかがうと「WECでトヨタのドライバーであるフェルナンド・アロンソもHILUXでダカールラリーに出るということで、このHILUXのスポーティーさ、カッコよさをGRガレージとしても発信していきたいと思います」と語ります。
東京での取り扱いはGRガレージを含むトヨタモビリティ東京全店でホワイトとブラックが各10台ずつ、コンプリートカーとして販売されます。税込み車両本体価格は456万円から。また2月下旬ころにはパーツの単体販売もされるとのことです。
HILUX GRG Conceptの展示車両は東ホールの株式会社トヨタカスタマイジング &ディペロップメントブースにホワイト、東7ホールエスカレーター前の群馬トヨタブースにブラックが展示されています。大胆に力強くなったHILUX GRG Conceptは要チェックと言えるでしょう。
(写真・文:松永和浩)