■マッド、ロック、ダート、砂利などあらゆる悪路でのオフロード性能を追求した「GEOLANDAR M/T G003」7,500Kmで競われる
横浜ゴムは、SUV・ピックアップトラック用タイヤである「GEOLANDAR M/T G003」装着車が2020年1月5日〜17日にサウジアラビアで開催される「ダカールラリー2020」に参戦すると発表しました。
「GEOLANDAR M/T G003」装着車は、「SSANGYONG MOTORSPORT/ SODICARS RACING」のOSCAR FUERTES ALDANONDO選手とDIEGO VALLEJO選手が駆る「KORANDO DKR」。2019年1月にペルーで行われたダカールラリーでは二輪駆動のガソリン車で競われる「T1.3」カテゴリーで3位に入っています。今回も「T1.3」カテゴリーへの参戦になります。
近年、南米大陸で行われてたダカールラリーですが、2020年からは舞台をサウジアラビアに移して大部分が砂漠の中、国土の全域を使って全12ステージで過酷なラリーが繰り広げられます。1月5日にJeddahからスタートし、17日にQiddiyaでゴールする総走行距離7,500Km以上で競われます。
ヨコハマタイヤの「GEOLANDAR M/T G003」は、オフロードユーザー向けの商品で、マッド、ロック、ダート、砂利などあらゆる路面でのオフロード性能が追求されています。同時に、耐久性や耐摩耗性の向上による優れたロングライフ性能も盛り込まれています。
オフロード感が強調されたデザイン性にこだわり、オフロード走行やドレスアップを楽しむニーズを満たすべく、アグレッシブなイメージを提供するタイヤでもあります。モータースポーツでも「GEOLANDAR M/T G003」装着車が2018年にグアムで行われたスプリント耐久オフロードレース「APL SMOKIN’ WHEELS 2018」で優勝するなど実績を重ねています。
同社では、中期経営計画「グランドデザイン2020(GD2020)」の技術戦略において、モータースポーツ活動を重要な先行技術開発の場と位置付け、フォーミュラやツーリングカーからラリーやオフロード、カートまで国内外の多岐にわたるレースに参戦しています。
(塚田勝弘)