■最新の安全装備を小型車のヤリスから投入
東京モーターショーを前に報道陣に世界初公開されたトヨタ・ヤリス。フルモデルチェンジを機に、ヴィッツから世界と同じ車名に統一されたことになります。
2019年12月20日に発表、2月10日に発売される新型ヤリスの詳細をご紹介します。ボディサイズは全長3940×全幅1695×全高1500mm。価格は1.0L(CVT/FFのみ)が1,395,000円〜1,613,000円。
新開発の1.5Lダイナミックフォースエンジンを積む6MT(FF)が1,543,000円〜1,871,000円、CVT(FF/4WD)が1,598,000円〜2,124,000円。1.5Lダイナミックフォースエンジン+モーター(THS2)のハイブリッド仕様(FF/4WD)が1,998,000円〜2,493,000円。
搭載されるエンジンは直列3気筒のみ。1.0Lが69PS/6000rpm・92Nm/4400rpmで、WLTCモードは20.2km/L。1.5Lが120PS/6600rpm・145Nm/4800〜5200rpmで、WLTCモードは21.4〜21.6km/L(CVT)、19.6km/L(MT)。
1.5Lハイブリッド仕様は、91PS/5500rpm・120Nm/3800〜4800rpm。フロントモーター(FF)が59kW(80PS)・141Nm。リヤモーター(4WD車)が3.9kW(5.3PS)・52Nm。
なお、先代ヴィッツと新型ヤリスの価格を比べると、先代ヴィッツ(1.3LガソリンF 2WD/CVT)が1,509,200円。新型ヴィッツ(1.5LガソリンX 2WD/CVT)で1,598,000円。価格差は8万8800円となっていますが、新型ヤリスは排気量が0.2L増となり、出力が向上。さらに、交差点右折時の対向直進車、右左折時の横断歩行者も検知する最新の「Toyota Safety Sense」、ディスプレイオーディオ、カーテンシールドエアバッグが用意されています。
新型ヤリスのほかの装備も見ていきましょう。トヨタ初となる高度駐車支援システム「Toyota Teammate(Advanced Park/パノラミックビューモニター機能付)」、マニュアルシートでも楽に乗降できる「ターンチルトシート」などを設定しています。また、アクセサリーコンセント(1500W)の設定で、家電の充電などにも対応。
設定されるボディカラーは、「スーパーホワイトⅡ」「ホワイトパールクリスタルシャイン」「シルバーメタリック」「ブラック」「ボルドーマイカメタリック」など12色。
さらに、2トーンカラーがメーカーオプションで用意されています。「ホワイト×ブラック」「ホワイト×センシュアルレッドマイカ」「ブラック×シアンメタリック」「ブラック×アバンギャルドブロンズメタリック」など6色が設定されています。
(塚田勝弘)