●道上監督がスーパーフォーミュラに帰ってきた
12月4日と5日の2日間で開催されたスーパーフォーミュラ合同テスト。ここに2016年以来3年ぶりとなる「Drago CORSE」が帰ってきました。
Drago CORSEは2014年に道上監督が立ち上げ、2016年までの3シーズンにわたってスーパーフォーミュラに参戦。2017年に道上監督がWTCCにフル参戦するにあたり国内トップフォーミュラでの活動を休止していました。
今回の活動再開は、道上監督が昨シーズンまで全日本F3選手権でアドバイザーを担当していた「ThreeBond Racing」とのコラボレーションで実現し、今回のテストでもThreeBond Racingのエースナンバー「12」を採用しています。
テストにはまだカラーリングも施されていない、ほぼまっさらな状態のSF19を持ち込み、ドライバーには昨シーズンSF14で1年間スーパーフォーミュラを戦い、今シーズンはF1直下のカテゴリであるF2にフル参戦、2勝を挙げた松下信治選手と、今シーズン全日本F3選手権にフル参戦したルーキーのシャルル・ミレッシ選手を起用して、今回のテストに臨みました。
チームとしても、またドライバーも初めてとなるSF19での走行となりましたが、2日目となる5日午前のセッションでは、松下選手がスーパーフォーミュラのここ鈴鹿サーキットでのコースレコードを上回る1’35.871をマークし、全体でも6番手につける走りを見せます。午後のセッションでは途中から雨が降り出しタイム更新とはなりませんでしたが、来シーズンに向けて幸先の良いテストになったのではないでしょうか。
道上監督率いる「ThreeBond Drago CORSE」の来シーズンのドライバー、マシンカラー、そしてなによりその活躍ぶりを、今から心待ちにしているファンの方も多いと思います。今後のリリースに期待しましょう!
(H@ty)