改正道路交通法対策! スマホ保持してくれる「マルチディスプレイホルダー」があの「TRD」から発売されるわけは?

●30G衝突試験、全日本ラリー選手権で走行評価を実施し、非接触充電にも対応するTRDの「マルチディスプレイホルダー」

2019年12月1日に施行された改正道路交通法により「ながら運転」が厳罰化されました。スマホの保持や使用だけでなく、スマホやナビなどの画面の注視(およそ2秒間)が対象になります。

TRD マルチディスプレイホルダー
TRDがリリースした「マルチディスプレイホルダー」

TRDブランドでモータースポーツ活動・カスタマイズパーツを展開するトヨタカスタマイジング&ディベロップメントは、車載ホルダー「マルチディスプレイホルダー」を2019年12月2日に発売しました。

同ホルダーは、インパネの2DINサイズオーディオスペースに装着するタイプで、安全性や耐久性、汎用性に優れているだけでなく、小物入れ付になっています。

TRD マルチディスプレイホルダー
全日本ラリー選手権で走行評価されたTRDの「マルチディスプレイホルダー」

同ホルダーは30G衝突試験に加えて、全日本ラリー選手権での走行評価で高い安全性が実証されているのが心強く、手持ちのスマホだけでなく、タブレットをモニターや大画面ナビとして利用できます。

TRDが発売するからにはモータースポーツ対応!というわけですね。とはいえ、競技専用パーツではありませんのでご安心。

タイプは、非接触充電なしとなる「マルチディスプレイホルダーSTD(MS010-00037)」、非接触充電付の「マルチディスプレイホルダー(品番:MS010-00038)」の2種類。価格は非接触充電なしが11,000円 、非接触充電機能付が22,000円です。

TRD マルチディスプレイホルダー
非接触充電あり、なしを設定する

なお、同スマホホルダーを含めて、運転中の注視は先述した「ながら運転」の厳罰化に該当し、注視を伴う操作も違反になる可能性がありますので、操作は安全な場所に停めてからの操作が必要になります。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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