Thank you,Jenson! 最後まで優しかったジェンソン・バトンに涙、涙【HRTD】

■ジェンソン・バトンが「Honda Racing THANKS DAY」に登場!

2018年、19年、スーパーGT GT500クラスにチームクニミツのドライバーとして参戦したF1チャンピオンのジェンソン・バトン。私がF1を好きになったきっかけは2006年ハンガリーGPをTVで見てジェンソンに一目惚れしたからで、「F1女子」創設者と言っても過言ではありません。

スーパーGT参戦中は南は大分県、北は宮城県と応援しに行き、原稿代は全て遠征費とチケット代に飛んでいくというジェンソン貧乏におちいりましたが(汗)、でもF1参戦中よりたくさん会うことができて本当に幸せな日々だったなぁ。

そんなジェンソンが、今シーズン限りでスーパーGT引退を発表。日本での最後の活動は、11月10日(日)にツインリンクもてぎで行われた「Honda Racing THANKS DAY」(以下HRTD)となりました。もちろん会い……おっと取材しに現地へ行ってきましたよ!

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いつ見てもドキドキするほどかっこいい〜!

次いつ日本にやってくるか分からないジェンソンの周りには、とにかく人、人、人! 現役F1ドライバーのダニール・クビアト(トロロッソ)よりも人気だったのではないかと思う程です。

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サイン会でジェンソンはAグループ。クビアトのいるBグループの最後尾は左奥にある白い看板です。
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チームクニミツのガレージ前は、いつ行っても凄い人!
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トークショーが行われたMobil1ブースにも、多くのファンが集まりました。

特にその人気が分かったのが、ドライバーと交流できるファンゾーン。他プログラムの取材のため到着したのは10分前くらいだったのですが、すでにステージ前エリアは柵に何重も人が重なるほど溢れかえっています。

でもよーく見たら端のほうが空いてる!とは言えステージからかなり離れているので、ここまで来るかはドライバー次第とのこと。奇跡を信じ、急いでメディアパス&ビブスを外し並びました(編集長ごめんなさい)。

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ジェンソンが登場すると、一気に人だかりが。

すると、ジェンソンが端から来た〜! こっそり鞄に隠しておいた、いつもの応援グッズを見せると「元気?」と声をかけてくれました(涙)。

さらに写真を撮ってもらった後には、「会えて良かったよ」とまたまた声をかけてもらい、涙腺崩壊5秒前。この後の取材のモチベーションが上がったのは言うまでもありませんね☆

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会うといつも優しく声を掛けてくれるジェンソン。

■思い出のマシンが展示!

個人的に胸熱だったのが、私がF1を好きになったきっかけであるHonda RA106が飾られていたこと。何度見ても、初めてこのマシンの走行を見た時(2006年日本GP)の感動が蘇ります。願わくば、いつかHRTDでジェンソンがHonda RA106を走らせる姿を見たいなと思ったり。

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Honda RA106(2006年)。
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当時、F1ショップでジェンソンステッカー(レプリカ)を購入したなぁ。
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フロントウイングには「Jenson」の文字!一番好きなパーツです。

■レジェンドF1 ドライバーのスペシャルトークショー!

F1ファンにたまらなかったのが、ホンダコレクションホールで行われたスペシャルトークショー。先着200名で、しかもゲストがジェンソン、佐藤琢磨選手、デビッド・クルサードと超豪華! イベント当日の朝9:00から整理券が配布されるとのことで、わたくし並びました!

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白い建物がコレクションホール。その入り口から列ができていました。先頭の人は何時から並んでいるの!?

同業の先輩からは「チケットなくても、取材で行けば見れるじゃん」と言われましたが、違うんです。どうしてもトークショーで応援グッズを見せたかったんです! だって、次いつ見せられるか分からないから…。

コレクションホールに到着したのは7:30。すでにこの時には私の前に100人はいたと思います。さらに時間が経つに連れ、伸びていく待機列。30分後にはゆうに200人は超えているのではないかというくらいです。

すると、8:00頃に急遽整理券配布がスタート! 200人に達したため、早めに配布することになったのだそうです。早朝でまだ気温も上がらず寒かったので、スタッフさんの機転に助けられました。

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無事整理券をゲット!よかったぁ〜。

トークショーでは当時のF1話から今シーズンのホンダの活躍、さらにはスーパーGTの話まで聞けて朝から並んで本当に良かった! ジェンソンもとっても楽しそうで、トークショースタート前の舞台袖からケラケラ笑い声が丸聞こえでしたけどね(笑)。

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「クルサードのファンはどれだけいるの?」と逆質問しちゃう場面も(笑)。
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通訳さんが訳してくれている間も、とにかく喋りまくるお三方。

■涙のSUPER GTラストラン

HRTDの前の週に、ここツインリンクもてぎで行われたスーパーGT最終戦(もちろん見に行きました)。その時は「また来週走行が見れる」と思っていましたが、今回がチームクニミツのドライバーとしてホントのホントにラストランです。

エキシビジョンレースではチームメイトの山本尚貴選手が1周でドライバーチェンジし、フィナーレではジェンソンがステアリングを握りました。山本選手、そしてチーム全員の思いがヒシヒシと伝わり、またしても涙が…。

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かっこよすぎる後ろ姿。
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最後のドライバーチェンジ。
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フィナーレに向かうジェンソン。
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大好きなコンビでした。

■最高に嬉しい言葉が!

実は私、感謝の気持ちを込めてプレゼントを用意してきたんです。さすがにイベント中に渡すことは難しかったので、全てのプログラム終了後に勇気を出してジェンソンの元に行ってきました!

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チームクニミツ特製マグカップ。山本選手とお揃いにしました☆

マグカップを渡すと「Wow! Amazing!! アリガトウ」と、喜んでもらえたようで一安心。そして「2年間最高の時間をありがとう」と感謝の気持ちを伝えたら、「ずっと応援してきてくれてありがとね」とファンとしては最高に嬉しい言葉をいただきました(涙)。

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「Thank you」とハグ!
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カメラ目線を忘れないところは、さすがです(笑)。
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嬉しい言葉に大号泣(涙)。
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泣いて何も言えなくなった私を見て、もう一度ハグ!どれだけ優しいの〜(涙)。
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スタッフにお礼を言うため、わざわざ戻ってきました!最後まで紳士で素敵。

いつも優しく接してくれるジェンソン。走りはもちろんですが、この人柄が大好きなんだなと改めて感じたHRTDとなりました。まだ来シーズンの活動は未定とのことですが、これからも応援し続けるぞ〜!

(yuri)

【関連リンク】
スーパーGTでの活動を終えたジェンソン・バトン選手の日本での最後の1日を追った【HRTD】
https://clicccar.com/2019/11/14/929876/

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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