●サービスパークはテーマパーク?
11月8日~10日に愛知県長久手市のモリコロパークを中心に、愛知県と岐阜県の広範囲に渡り開催されたWRC RALLY JAPAN 2020のプレイベント「CENTRAL RALLY AICHI/GIFU 2019」。
その大会本拠地となるモリコロパークにはサーキットレースで言うところのピットとなるサービスパークが設置されます。このサービスパークにはラリーに参加するすべてのチームがサービスコーナーを置き、選手やメカニックのすべてが集まります。
スタート前や競技走行後などでは選手の方もサービスパークで記念撮影などを行うこともあります。
WRC2020の最終戦としてFIAのカレンダーに登録されたRALLY JAPAN 2020でもモリコロパークにサービスパークが置かれるので、RALLY JAPAN 2020では間近でWRCマシンのサービスを見ることが出来ることとなります。モリコロパーク全体がラリーのテーマパークになったような雰囲気となります。
●間近をラリーマシンが走る興奮!
またモリコロパーク内にもスペシャルステージ(SS)が設置されます。SSの距離は短いですがコーナーが多く、かなり派手に攻め込んでいきます。
その観戦エリアとマシンの距離がとてつもなく近いのもモリコロパークの特徴と言えます。
コースの形態によって危険度が異なるため危険度に応じてコースから観客エリアまでの距離を変えています。
それでもサーキットレースに比べればかなりの至近距離で観戦できることになります。
コース上にかかる陸橋は特に大人気の観戦ポイントとなります。
マシンを真上から見る機会はほとんどないといえるほどレアですから、人気スポットになることもうなづけます。
また大会本拠地のモリコロパークでは表彰式も行われます。ラリー特有のマシンと一緒の表彰式は華やかの一言。
全てが至近距離でラリーを楽しめるモリコロパーク。RALLY JAPAN 2020ではチケット売り切れ必至間違いなし。観戦予定の方はお早めに。
(写真・文:松永和浩)