あのドライバーも参戦していた! マカオに挑戦したドライバーたち【Macau Grand Prix 2019】

●今シーズン日本で活躍した若手ドライバーたちも多数出場したマカオF3

FIAによるF1以下フォーミュラカーレースの再編の影響によって大きく様変わりした、今年のマカオグランプリF3ワールドカップ。

全日本F3やヨーロピアンF3で使用されてきたダラーラF312系マシンでは出場できなくなった事から、これまで毎年エントリーしてきたTOMSB-Max Racingが参戦を断念しました。

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昨年FIA F4でチャンピオンを獲得し、今年はF3で世界と戦ってきた角田選手

それによって今年は、FIA-F3に年間エントリーしていた角田裕毅選手が唯一の日本人参戦ドライバーとなりましたが、実はその他にもモータースポーツファンならご存知、日本に所縁のあるドライバーが参戦していたので、今回はそのドライバーたちをご紹介したいと思います。

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エナム・アーメド選手

まずは今年、例年以上の熱戦を繰り広げた全日本F3選手権にB-Max Racing with motoparkからフル参戦、ルーキーながら2勝を含む8回の表彰台を獲得しシリーズ3位となったエナム・アーメド選手です。

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メルコヘアピンを慎重に走行するアーメド選手

今回のマカオグランプリにはCampos Racingから参戦、無事完走し30台中22位という結果となりました。

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ダニエル・ティクトゥム選手

続いて紹介するのは、今シーズンスーパーフォーミュラにレッドブル・ジュニアチームのメンバーとしてエントリーしたものの、わずか3戦でレッドブルから解雇されてしまったダニエル・ティクトゥム選手です。

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前人未到のマカオ3連覇を期待しましたが・・・

ティクトゥム選手は前回そして前々回と2年連続でマカオグランプリを制覇しており、前人未到の3連覇がかかった今回の参戦となりましたが、残念ながら決勝は13位完走となり、大記録達成とはなりませんでした。

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リスボアベンドを走り抜けるティクトゥム選手

来シーズンの去就に注目するとともに、さらに速さに磨きをかけて、また日本で走ってくれる日が来るのが楽しみな選手の1人です。

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メルコヘアピンは片輪が浮いてしまうほどの高低差

そして最後に紹介するのがユーリ・ヴィップス選手です。

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普段は駐車スペースになっている道路もレーシングコースとして利用される

ヴィップス選手も今年のスーパーフォーミュラ最終戦に、ティクトゥム選手の乗っていたチーム無限15号車で参戦しました。

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表彰台では嬉しそうな顔も見せるヴィップス選手
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ですが記者会見では終始悔しそうな顔を見せていました

マカオグランプリでは2日目以降トップタイムをマークし、予選、予選レースとポールポジションを獲得。このまま優勝かと誰もが疑わなかったと思いますが、日曜日に行われた決勝では惜しくも2位となり、普段の明るさとは対照的にレース後の悔しそうな表情が印象的でした。

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来シーズンはきっと活躍してくれるでしょう

この悔しさを来シーズンどのように晴らすのか、こちらも注目していきたいと思います。

この3選手をはじめ有望な選手の参戦が期待されるスーパーフォーミュラのルーキーテストが124日から5日の2日間、鈴鹿サーキットで開催されます。果たして来シーズンどんな有望若手選手が日本で見られるのか、こちらも今からとても楽しみです!

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